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駆け引き下手

ピアノ

クレッシェンドとデクレッシェンドをうまく使って,押して引く感じを出せと言われている左手の部分,全然出来るようにならない。特にデクレッシェンドがうまくできない。押すばかりで引けない。ん。何かの傾向に似ている気が。そして本番前だからだと思うのだが,またぽろぽろと粗が出てきた。女性的でエレガントなバラード3番。やはり女性性が問われる曲であった。
レッスンの後はお暇する時間まで,いつも通り先生とおしゃべり。やっぱり先生は私の憧れの女性だわと思った。周りの人に安心や元気を与える人間であり続けなさいね,と言われた。
それから次の曲が決まった。

この勢いでバラード2番行ってしまえ!と。
この曲非常に好き。大好き。モールでアジタートな曲を本当に久しぶりに弾くので,血が騒ぎます。あ,でもこの曲自体はF majorなのだけど。
ちなみにこの曲のインスピレーションの源泉は,ロシア軍がリトアニアに攻めてくるという詩です。湖のほとりを通りかかった旅人に,どこからともなく現れた女性(どうせまた水の精でしょ?)が不思議な話を語る。戦争中,ロシア軍に包囲されてしまった小さな町で,ロシア兵に陵辱されるくらいなら町ごと水に沈んでしまいたい!というそこの住民の女性達の願いを聞き入れ,神だか天使だか,とにかく町を水に沈めて,女性を水辺の花に変えてしまう。これがその湖で,まさにそのへんに生えている花は女性達の化身だ,その花を摘んだものは死ぬ,そう言い残して女性は消えてしまう,と。そんなこと言われたら摘んでみたくなるのが世の常だと思うのだが。
しかしやはりショパンはどうも苦手である。叙情性というものは難しい。