読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自助,互助,チャリティ,救貧法!

学校

タイトルは近代イギリスにおける四重のセイフティ・ネットの構図を言葉で表したもの。皆さんも声に出して言ってみてください。「水兵リーベ僕の船」みたいな感じで。たぶんやめられなくなる。シャワーを浴びながら口ずさみたくなるはずです。自助,互助,チャリティ,救貧法
4限にいつも通り駒場で近代イギリスのチャリティの授業を受けた後,今日は6限のゼミが休講だったので,少し駒場図書館に立ち寄り,本を物色した。と言っても私の目当てとする本は大体が地下の集密書架に配架されているため,今日もカウンターでカードキーを借りてから地下へ降り,本を選んでコピーして,さあ出ようとした時,真っ青になった。カードキーがないのである。探しても捜してもない。地下は入退室に際してカードキーが必要である。ということはどういうことか。私は出られなくなってしまった。さて,選択肢は2つ。

  • このまま地下から出ることなく,「駒場の怪人」となる
  • 恥をしのんで助けを求める

OPAC検索用のパソコンの横に内線用の電話が置いてありました。「緊急時は○○ そうでないときは××」と番号が書いてあり,しばし迷ったのち,「××」の方にかけた。べっ,別に緊急なんかじゃないんだからね!助けてほしいわけじゃないんだからね!助けたくないなら別にいいですけど!
という可愛げのない気概も呼び出し音が聞こえている間だけで,人の声が聞こえた瞬間に安心し,「じ,実はカードキーをなくしてしまって」と素直に打ち明けてしまった。学生証まで提出して管理する大事なカードキーである。ものすごく怒られるものと一瞬身構えたが,「はいはい,じゃあ今から降りますので」と,拍子抜けするくらい優しかった。女の人が迎えに来てくれた瞬間,最敬礼で平謝りしたのだが,「まあまあ,仕方ないですよ,どこかに落ちてるでしょう」と笑って許された。互助(?)。本当に助かりました。一生忘れません。