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I can go abroad!!

余暇

昨日,ひとみちゃんとゆみこちゃんに「ものすごく待たされるよ」「そのあとに予定があったりする時はやめといた方がいいかもよ」と散々脅されたのだが,しかしそのあとに予定があったりする時しか行けそうにないし,恐る恐るパスポートセンター池袋分室が開いてすぐくらいに申請しに行った。
10分で出来ました(今後は新宿よりも池袋をおすすめいたします)。
パスポートセンターのホームページには混雑時間帯が色分けされるという親切なサービスがされてあり,月曜9:00〜というのは「比較的空いている」にあたったので,まぁ当然なのかも。5000円しか変わらないので,10年のを申請しておいた。10年のうちには留学もするだろうし,いい加減アイルランドに行く機会もあるだろうし,今とれば大変ちょうどいい計算になる。パスポートが切れるまでにPh.D.が取れますように。そして願わくば,Mrs.も取れますように。苗字の変更の手続きしに行く機会がありますように。
しかしショックだったのはパスポート用の写真。写りが悪いわけではなく,ことごとくブサイクに写ったわけではなく,しかしものすごく老成した顔をしていた。私こんな顔だったのですか。なんでみんな言ってくれなかったんですか。「大人っぽい」と言われたことは多々あったけれど,私は単にしっかりしているとか,そういうお褒めの言葉として受け取っていたのだ。私の顔,23歳には見えない気がするのだけど。28歳と言われても納得できる気がするのだけど。まほこさんにそう話してみると,33歳まで使うから大丈夫だと言われた。確かに今5歳くらい上に写っていれば,10年後に見てもそれほど落胆せずに済むからいいか(いいのか)。
それから学校に行って授業を受けた後,今度は銀座に行き,知り合いの日本画家さん*1の展覧会を観に行った。アイルランド語で知り合ってからちょくちょく誘ってくださるので,最初はその縁で伺ったのだが,ひととおり拝見してすっかりファンになってしまい,今回は案内をいただいたときから絶対行こうと決めていた。今回も幻想的かつ物憂げな素敵な絵が多くて感動してしまった。日本画は今まであまり見たことがないが,線も色もすごく柔らかくて,何も考えずに落ち着いて見られる感じ。ロシア・アヴァンギャルドやらテンペラ画やらラファエル前派やら,とにかく私の今までの好みとは対極と言ってもいいような色使いなのだが,ずっと見ていたいのはもしかすると日本画かもしれない。この方の日本画はいかにも「日本画!」という感じではなくて,西洋的なモチーフもよく使ってらっしゃるし,しかも画風がどことなくギュスターヴ・モローとか竹久夢二とか,そういうのを髣髴とさせる感じで(的外れかもしれないのでご本人にはとても言えないけれど),洋画オンリーだった私もすっと溶け込める感じ。
しばらく拝見したところで座らせていただいて,同じくご来場されていた旦那様と3人でお茶をいただきながら少しお話した。私の修論の話から始まり,そういえば芸大の卒業制作ってどんなのなんですかと伺ってみたら,ものすごく大きい絵を創作されるのだそうで,家では描けないのでみんな研究室に入り浸って作ることになり,すると岩絵の具を塗るための膠を溶かす機械がなかなか使えなくて困ったりだとか,人の進捗状況が目に入るし自分のも見られるので心中穏やかではいられなかったりだとか,色々大変そうだった。でも研究室に泊まり込んではしごに登りながら絵を制作だなんて,まさにイメージどおりの美大生像(ハチクロだが)で,聞いている私はのんきにわくわくした。
あまり知らないけど,これから色々と足を運んでみようかな。私の周りにも日本画が好きでよく観に行くと言うような人はあまりいないように思うので,よかったら皆様,銀座「一枚の絵」ギャラリーに足をお運びください(2/12まで)。ちなみに私は,「宮殿」「あかり」「滝」が好き。

*1:ブログを書いていらっしゃるようなのでちらっとリンク。絵もギャラリーのように見られるようになっているし,おすすめ。