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台湾旅行2日目

余暇

朝:龍山寺

2泊3日で台北を満喫するには強行力が命,ということで疲れているにも関わらず7時起床,7時半にご飯(ガーラホテルの朝ご飯バイキングは品数豊富で素晴らしかったです),8時半くらいに出発。

今日の午前中のメインの予定は龍山寺台北では一番有名なお寺らしい)観光なのだが,その付近の市場を散策してから向かった。これがまたものすごい市場で,日本では絶対見られないような光景が広がっていた。特にすごいのが肉屋さんで,店頭には豚の心臓が並んでいるし,店主は豚の頭を解体しているし,ニワトリがおなかを全て開いた状態で何羽も並べられているし。ストリートファイター春麗が戦っている場所をイメージなさるとわかりやすいでしょうか。一歩足を踏み入れると,そこはカオスでした。
 
それから「いかにも」南国のお寺という風情の龍山寺へ。参拝の作法やお祈りの仕方が日本人である私たちには馴染みのないものなのだけど,見よう見まねでがんばってお参りしてみる。誠意だけは伝わったことを祈るばかりである。複数人の神様に,今年の修論の成功と博士課程の合格,学振DC1への採用をお願いしておいた。
ちなみにこの旅行は私の縁結び祈願ツアーも兼ねてくれていたのだが(皆様お手数おかけします),さっそくここでも縁結びを祈願した。こちらのおみくじというのは変わっていて,おみくじを引く前にカスタネットのような木片を2つ地面に落とし,「おみくじを引いていいかどうか」占わなければならない。要は第一次選抜のようなもんである。私は2回目のチャレンジで吉と出たので,「赤い糸」をいただいてきた。わーい。

昼:名所観光


龍山寺でひとしきり遊んだ後は,日本で言うところの霞ヶ関のようなスポットへ。この早稲田のような建物は,日本統治時代の高等裁判所であるらしい。
 
これもとっても有名な,蒋介石を記念した建物。柵のようなところにガイドブックを載せて高さを調節し,その上にカメラを乗せてセルフタイマーで撮影したので,ガイドブックが入り込んでしまった。でも唯一の集合写真です。

この公園の中にある,タピオカ入りミルクティーの発祥のお店でタピオカのもちもちを楽しんだ後は,
 
蒋介石にご挨拶。ちょうど正午からの衛兵交代に間に合ったのでそれも見物。ばろんが隣で,1人の人を何十年も記念して,衛兵までつけてその廟を守るなんていう文化は日本にはないよなぁ,と呟き,そういえば近代日本の出発点となるような政治家を1人記念してこのようなモニュメントを作るとしたら誰になるんだろうかとしばし考えた。伊藤博文が妥当なのかもしれないけれど近隣諸国からの反発は必至だし。ある時代のある国のあり方を,1人の政治家が「体現した」として切り取るというやり方は,実際とても難しいんだろうなぁと改めて思った。写真は微動だにせずに衛兵交代に見入る白人の子供。衛兵交代といえばバッキンガム宮殿だが,こちらはバッキンガムのそれよりも軍事色が濃かった。
お昼はあつあつの小龍包をいただきまして,またもや台湾ビールを空けまして,さらにはしごして牛肉麺のお店にも行きましてと,またしても暴飲暴食。なんでこんなに入るのかというほど食べられた。
 
2軒でお昼ご飯を食べた後はお茶屋さんに行って,お茶のレクチャーを受けつつお茶の買い物。品質の良いお茶は香りだけでトリップできるということがわかった。あまりの香りのよさに,目がうつろになりかける。
かなり暑い日だったので(最高気温29℃とかだったっけ)美容院に入って,4人並んで台湾式シャンプーを体験。30分も続けてくれるので,ほぼマッサージである(ちなみにマッサージもついている)。ものすごく気持ちよかった。この専門のお店を,しかも台湾と同じくらいの値段で,日本でチェーン展開したら受けるのではないかしら。絶対受けると思うのだけど。写真は私たちを癒してくれた美容師のお姉さんたち。みんなすごくかわいかった。美容師さんたちが前下がりボブとかの見慣れた髪型なのは,こちらでも日本の雑誌がよく見本に使われているらしいから。
それから本日のメイン,エステへ。といってもここで女子と男子分かれ,私たち2人はフェイシャル+全身マッサージ=2時間半の極楽体験。日本でもこれくらいの値段だったら毎月1回くらい通えるのになぁ。

夜:ロマンスの神様


さてエステを受けた後は,私にとっての台湾旅行のハイライト,縁結びの神様である月下老人のお寺,台北霞海城隍廟へ。といっても用があるのは私だけということで,必然的に3人にはついてきてもらうという体裁になった。重ね重ねお世話になります。

しかも,私が本気でお参りするのを3人にずっと見つめられるという,この上ない羞恥プレイ。係りのおじさんにずっと付きっ切りでお参りの作法を教えていただいた。最も重要であろうことは,「自己紹介の後,好きな人の名前とその人とどうなりたいかを(しかもできるだけ具体的に)伝え,お願いをする」というもので,いやいや,これ,心で念じるだけとは言え,ものすごい恥ずかしさである。何考えとるんだ私はと言いたくなる。
願いが成就して好きな人と結婚することができた花嫁は,お礼参りに「喜餅(シーピン)」というクッキーを持参するというならわしになっているのだが,このお寺ではそのクッキーを参拝者が食べるという,まるで奨学金の循環を思わせるようなペイ・フォワード・システムが採用されている。しかもそれが,成就した花嫁が持ってくるものだというのだから,なんという縁起のよさ。もちろん私も,案内してくれたおじさんに「ここでクッキーを食べる」と促されるままにいただきました(このクッキーがおいしいと,その花嫁は美人なのだとか)。

I'll be back with cookies!!
 
その後はもちろん夜市です。今日の目標はカキの入ったオムレツ。ふわふわで日本人好みのおいしさだった。オムレツと言うよりは,卵とじと言った感じ。ご飯に乗せると絶対おいしいに違いない。
それから満を持して臭豆腐に挑戦。匂いを表象するのにばろんの的確な表現をお借りすると,「動物園の象の檻の前」。私たちが食べたのは比較的チャレンジしやすいという噂の揚げ臭豆腐だったが,豆腐自体に味はなく,野菜の発酵した汁につけて食べると始めて味がするといった具合だった。味自体は,これも日本人好みの感じ。ただ口の中に匂いは残る。
夜市から帰って,今日はお部屋でビールで乾杯。あっという間に明日は最終日。