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基本文献やら

勉強

修論ではアイルランドにおける文化ナショナリズムを扱おうと思っていて,でもその前には社会学の見地からの文化ナショナリズム論を押さえる必要があるのだが(だって前提知識としてぽんぽん出てくる),では読まなければならない本はと思って軽くまとめただけでも,以下のようになって眩暈がしている。

20世紀のナショナリズム

20世紀のナショナリズム

ネイションとエスニシティ―歴史社会学的考察

ネイションとエスニシティ―歴史社会学的考察

選ばれた民―ナショナル・アイデンティティ、宗教、歴史

選ばれた民―ナショナル・アイデンティティ、宗教、歴史

ナショナリズムの生命力

ナショナリズムの生命力

民族とナショナリズム

民族とナショナリズム

民族的使命―ヨーロッパ・ナショナリズム論考 (1953年)

民族的使命―ヨーロッパ・ナショナリズム論考 (1953年)

ナショナリズムと自由―スイスの場合 (1962年)

ナショナリズムと自由―スイスの場合 (1962年)

ナショナリズムの世紀 (1968年)

ナショナリズムの世紀 (1968年)

西欧は没落するか (1960年)

西欧は没落するか (1960年)

ナショナリズムの歴史と現在

ナショナリズムの歴史と現在

National, Cultural and Ethnic Identities: Harmony Beyond Conflict (Cultural Heritage and Contemporary Change Series IV)

National, Cultural and Ethnic Identities: Harmony Beyond Conflict (Cultural Heritage and Contemporary Change Series IV)

Comparative Studies in Modern European History: Nation, Nationalism, Social Change (Variorum Collected Studies Series)

Comparative Studies in Modern European History: Nation, Nationalism, Social Change (Variorum Collected Studies Series)

さらに,先生から読めと言われたのがこれ*1
公共性の構造転換―市民社会の一カテゴリーについての探究

公共性の構造転換―市民社会の一カテゴリーについての探究

これらのものは,本当は別に今すぐ無理して読むべきものではないのかもしれない。むしろ他に読むべきものは色々とあるのかもしれない。いやあるはずだ。でもどうも頭でっかちで,理論を押さえずに事象に当たるというのが,どうも好きでないのだ。薄っぺらな議論になってしまう気がして。でも一次史料や論文を読むべき時に,こういった本を丁寧に読んでいたために時間切れになってしまいました,なんて間抜けなこともできれば避けたい。どうすればいいんでしょう。時代も運動も扱いたいものはわかっているのに,どの視点で切り込めばよいのか,テーマ決定からはや1年近く経つのに一向に見えてきません。問題意識を持っていないことの証左なのだけど。
生のものと火を通したもの (神話論理 1)

生のものと火を通したもの (神話論理 1)

蜜から灰へ (神話論理 2)

蜜から灰へ (神話論理 2)

神話と意味 (みすずライブラリー)

神話と意味 (みすずライブラリー)

でももしかしたら―これは私の勘なのだけど―これらのレヴィ=ストロース『神話学』シリーズが何らかの示唆を与えてくれるんじゃないか,と思っていたりする。あとは『野生の思考』。社会学文化人類学のエッセンスを取り込むだなんて大層壮大なことを考えているが,もしかして修論では大きく破綻したとしても,私がやりたいことというのはこれなんじゃないかと。昔から抱いていた文化人類学への憧れとか,文化史への憧れとか,そういうのを全て集大成できるテーマでもあるんじゃないかと,前が見えなくて藻掻きながらも,実はこれで結構わくわくしていたりする。このへんのテーマについて,社会学とか文化人類学で,概論っぽい講義があれば聞きに行けるし,時間がない時に本を読む手間が省けるというものだが。文化人類学の概論は何回か受けたけれども,レヴィ=ストロースの神話学に関してはほとんど言及されなかったからなぁ。

*1:いやーこれは学部生時代に読むべきだった……。