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Arbeit macht Freiheit

勉強

いつからいつまで週末だったのか定かでない。金曜日が土曜日のような気がして仕方がなく,したがって昨日は,平日に遊んでいる気分だった。生き急いでいるのではないか。セミナーの気疲れやら,人いきれによる疲れやらがどっと出て,久しぶりに「気づいたら朝」というのをやってしまった。どこまで記憶があるのだろうか,確かmovie plusをつけたらちょうど始まって30分ほどしたところだった「アイズ ワイド シャット」を見ていたのだが,どうも乱交パーティーのシーンの後あたりから記憶がないような気がする。なにやら面白そうな映画だったのに,これでは単なるポルノ映画鑑賞である。妙齢の女がひとり,自宅でポルノ鑑賞。もうどうしようもなく切ない。
片付けなければならないタスクがいろいろと溜まっていたので,今日は昼過ぎごろから学校に行った。まずゼミで使うテキストをコピーに出して,トラベルセンターで旅行の手配をし,総合図書館で調べ物をして,研究室のレファレンスを見に行って,そこからまた文学部図書館に行って調べ物&勉強,閉まる間際に退出してご飯を食べて,これまた閉館間際の総合図書館に行ってまた調べ物。さすがに疲れたけれども,今やっている調べ物はすべて今週来週のゼミ発表のためのもので,とりあえずやってしまわなければ自分の勉強に戻ることができない。Arbeit macht Freiheit(「労働によって自由を得る」,アウシュヴィッツの門に掲げられている標語)を胸に,数日頑張ります。労働も自由も,どのみち勉強なのだけど。労働(=義務の勉強)によって自由(=自由な勉強)を得る。また悦ばしからずや。それからもう1つ,実際にはアウシュヴィッツに連行された人たちが,労働によって自由を得ることはなかったのだけど。
私は自宅で勉強するタイプなので,あまり学校に長居する習慣がないのだが,長く図書館にいると,なんだか殺伐とした気分になってきませんか。図書館で朝から晩まで勉強できる人って,すごいなぁと思う。そして,おそらくそういう人たちは,家で勉強できるなんてすごいなぁ,と思うのだろう。私にとって,図書館は本を探して借りるところではあるけれども,読むところではないのである。今日は図書館に行ったついでもあって,中途半端な時間に帰ったりしたら絶対勉強しないことがわかりきっていたので帰らなかったのだが,なんだか帰りの電車の中で,前ではしゃいでいるサラリーマン(おそらく,今年度の新入社員だと思う)が楽しそうに見えて仕方なかった。私はこれから,帰ってさっきの勉強成果をまとめてレジュメを作らなければならないし,それが終わったら次のゼミ発表に向けて勉強しないといけないし。仕事と違って勉強には終わりがないのに,学生は暇だとか言われるから損だよね,というのはハンスが言っていたことだが,本当にそうだと実感した。