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ルート沿い

余暇

修論準備中ということもあり,夏休み中予定がない日に進んで予定を入れたりしていない私は,たまに外出する日にすべての予定を詰め込むのだが,今日はその日であった。留学中の先輩の日本での諸手続きを代行するというお役目をいただいているので,今日は書類に先生の判をいただきに学校に行ったのだが,そのついでに済ませたい用事がいくつかあった。人様からよく「記憶力がいい」とか誤解される私ではあるのだがそれは他人のプライベートに関わることについてのみであり(芸能レポーター的記憶力),記憶しておくべき大切なこと―例えばトーリーとホイッグがどっちがどっちやら,最終的に覚えたのは大学3年生の時である―は記憶することができない。今回のように片付けるべき用事が複数ある日など,2つ以上になるとまず無理である。というわけで本郷三丁目の駅について学校に向かってから再び本郷三丁目の駅に戻り,池袋に向かうまで,そのルートに沿った完璧な計画を立て,携帯のメモ帳にその順番通りに書き込んでおいた。記憶力は悪いが几帳面な性格なのです。

  • コピーを受け取る&別のコピーを頼む(コピー屋さん)
  • 本を返して,新しい本を借りる(文学部図書館)
  • 在学証明書を取る(教務課)
  • 先生の判をいただく(先生の研究室)
  • 教務課でその書類に判をもらう(教務課)
  • ODNBで人名を調べる(総合図書館)
  • 予約していたCDを買う(池袋タワレコ

今日こなしたことは上の通り。本郷三丁目の駅からコピー屋を経由して赤門から構内に入り,文学部図書館を経て法文2号館,法文1号館,再び法文2号館,総合図書館,帰りに池袋に寄る,というルートに沿えば以上のような計画になる。自分がその計画を忠実に守ったということもあるのだが,とにかく面白いほど計画通りに運んでびっくりであった。夜神月があんなに嬉しそうなわけだ。こなすべき用事はそのルートも考慮に入れて計画に組み込むのがよいらしいということに遅ればせながら気づいた。
それと,今日タワレコで買ったものはもう1つ。とにかく無難な,邪魔にならないものにしようと心掛けて選んだものがこれ。

Stravinsky, Prokofiev, Webern, etc / Maurizio Pollini

Stravinsky, Prokofiev, Webern, etc / Maurizio Pollini

収録曲はストラヴィンスキーペトルーシュカからの3楽章」,プロコフィエフピアノソナタ第7番」,ヴェーベルン「ピアノのための変奏曲op. 27」,ブーレーズピアノソナタ第2番」。20世紀前半といえばジャズだろうけど,私はそっちには詳しくないし,クラシック・ピアノの世界からいつまで経っても足を洗うことのできない人間としては,やっぱりここで十二音技法を押しておかなくて何とする,と思っての選択であり,私にとっての「無難な,邪魔にならないもの」である。この決断は大変気に入っている(なにか?)。スクリャービンソナタ集とどっちにするか迷いに迷ったのだが,10年代から40年代までバランス良くおさめられているこちらを最終的に選んだ。スクリャービンは今度自分用に買おう。わーい。
……とりあえず,BGMとしては大変不向きであるのでお気を付けあそばせ(人によるだろうけど),ということは伝えなければ。