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美女には遠い

余暇

BITEKI (美的) 2009年 10月号 [雑誌]

BITEKI (美的) 2009年 10月号 [雑誌]

今月号の『美的』を買ったら,メークアップアーティスト千吉良恵子が教える「パーフェクトベースメーク詳細全55(!)ステップ」なる特集が載っていた。しげしげと読んでみたのだが,いったいいつになったらアイメイクに移行できるのだろうかと思われる手のかかりようであった。恐るべし55ステップ。少し長くなるが,本論に関わる重要な箇所であるのでそのまま引用する(論文口調)ので,興味のある女子の方は,男子の方も,試してみてください。なお面倒臭いのでキャッチフレーズしか引用しませんが,より詳しく知りたい方はどうぞ『美的』をご購読ください(と,ネタにさせていただくので販促にも協力しておく)。

  1. 化粧水はコットンから滴るくらいたっぷりと
  2. 優しく撫でるように化粧水をなじませる
  3. パッティングしたらなじむまでしばし待つ
  4. 軽い乳液を面積の広いところから
  5. むくみを解消するマッサージを
  6. 耳の横まで顔を包み込むように
  7. 手のひらで包んで軽くプレス
  8. リンパに添って内から外へぐっと押してすっと流す(注:千吉良's ポイント)
  9. 繊細な目の上は撫でるように
  10. フェースラインは両手を使って
  11. クリームは"5点おき"が千吉良流
  12. パーツごとに丁寧になじませる
  13. スポンジでなでて肌に浸透させる
  14. (ティント下地は)1度にのせず,パーツごとに少しずつ丁寧に
  15. まぶたなど繊細な部分はより優しく
  16. "ゴーグルゾーン"にパールの輝きを
  17. 境目が目立たないよう指の腹でぼかす
  18. スポンジの先端でたたきこむ
  19. (クリームファンデは)基本は顔の中心から外に向かって
  20. やはり最初は範囲の広い頬から
  21. 細かいところは指に残ったものを
  22. あごも塗り足さず極力薄づきに
  23. おでこは横にのばして縦に塗り込む
  24. まぶたはシワをのばしながら塗ります
  25. たまりやすい小鼻の横はもう1度指でなじませて
  26. スポンジパッティングで自分の肌となじませる
  27. たたき込む範囲は顔のひと周り内側まで
  28. フェースラインをぼかしてより自然になじませる
  29. さらに首に向かってグラデーションを
  30. おでこは"生え際にまで入れ込む"イメージで
  31. コンシーラーを塗る前に)ハイライト下地とファンデーションでクッションを
  32. 指の腹でとんとんと目の際に沿って(塗る)
  33. スポンジで軽くならします
  34. 目頭から光を扇状に広げて
  35. まぶたも同じように明るく
  36. 練りチークはファンデーションと混ぜて使用
  37. 鎖骨の上,黒目の下にポンとおく
  38. スポンジでアウトラインをぼかして
  39. (シミやニキビが気になる時は)若干ダークなコンシーラーを点置き
  40. チップで周りとなじませて
  41. パウダリーファンデーションでフタをする
  42. 再びアウトラインを指で一周なでて
  43. (フェースパウダーを塗る前に)ティッシュペーパーでパフの面を均一に
  44. ごく少量を中心から外側へ
  45. よれやすいところをのばしてフタを
  46. フェースパウダーをさっとひと塗り
  47. まぶたの上も同じようにのばして
  48. ささっと軽くフタをオン
  49. 細かいところはもう一度重ねて
  50. もう一度目の際にハイライトを
  51. 上まぶたにも忘れずにパウダーを
  52. さらに光を効かせたい目頭にはチップで
  53. 上まぶた目頭も同じくチップで
  54. 最後はあごの先にハイライトをポンと
  55. (それでも気になるシミ,ニキビは)再びパウダリーで押さえて

ああー疲れた。引用しただけでピアノ1曲弾いたくらい疲れた。念のために言うとこれで「ベースメーク」が完了なだけですから,この後メイクの本番,アイメイクに入りますからね。こりゃー顔が出来上がるまでに3時間はかかるな。
私最近コットンパックとかやっていまして。ついでに,担当の美容師さんには目の下にコンシーラー塗るとハイライトになっていいと言われたのでコンシーラーを買ってみたり,ファンデはパウダリーよりリキッドの方が崩れ方が綺麗だと言われたのでファンデを変えてみたりしていて,ああ私って女だわとうっとりしていたのだが,まだまだ遠く及ばないようです。それどころか,リキッド付けてコンシーラー付けてちょっとパウダー付けて終わり,くらいの私のベースメークステップなど,もしかして男と見間違うくらいのものなのかもしれない。道理でゲイちゃんに「軍人」とか言われるわけだ。まったく,美しい女でありたいなら,毎朝いったい何時に起きなければならないのでしょうか。
この前新婚宅にお邪魔した時に女の子の化粧の話になり(女の子3人いるのだから当たり前か),ロボット開発に携わっている旦那様が「顔を入れるだけでメイクをすべてやってくれる機械とか,そうでなくても1つ塗るだけですべて仕上がるようなものとか,とにかくどうにかして簡素化できないものか」とおっしゃっていたが,この分だとまだまだ遠いような気がいたします。ドクターシーラボとかBBクリームとか,いくらでも簡素なアイテムはあるにはあるけれども,いまいち浸透していないし。