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ノルマ化

映画

今日は何も予定がないので,ひさしぶりに筆を進められると思ったら,ああもう,この前TSUTAYAで『美的』を買った時についでに借りてしまったDVDを2本,明日返さなければならないということに気づいた。時間差で2本消費。

マイケル・コリンズ 特別編 [DVD]

マイケル・コリンズ 特別編 [DVD]

両面ディスクとかいうよくわからん方式のものだった。A面が終わったらひっくり返してB面を見るという。レコード?
期待して見た割にと言うべきか,期待して見たからと言うべきか,イマイチだった。そんなにみなさん絶賛なさるわけが,私にはよくわからないです。いや,イマイチと言うほどでもないが,少なくとも絶賛するほどではない。ただアラン・リックマンのデ・ヴァレラはなかなか良かった。似ていたし,イライラするほどゆっくりな,怒っているのかそうでないのかわからないアラン・リックマンの話し方が,本心の見えないデ・ヴァレラにぴったりだと思った。主人公のマイケル・コリンズは若くして死んだし暗殺されたし,かつての仲間達と袂を分かつという哀しみも背負っているし,ということで日本で言うところの源義経とか西郷隆盛みたいな人気を誇っている人である。たとえば義経を描く時にしろ西郷さんを描く時にしろ,重要なのは頼朝や大久保利通といったヒールの描き方であるのと同じで,マイケル・コリンズを描く時には,必ずデ・ヴァレラの描き方がキーになる。この映画においてリーアム・ニーソンが生きているとすれば,それはすなわちアラン・リックマンのおかげなんじゃないかと私は思います。そしてすごいのは,最後数分しか出演しなかったにもかかわらず,主役級の人たちのすぐ後にクレジットが流れた,コリンズを暗殺する若者役(名前すらない)のジョナサン・リース=マイヤーズ。顔が子供だった(当時19歳)。
しかしこの時期の映画を見ていると絶え間なく銃声が響いているので,まるで自分が撃たれているような気になってしまう。やっぱり楽しい気持ちにはなり得ません。
タロットカード殺人事件 [DVD]

タロットカード殺人事件 [DVD]

ビールを飲んだために,倒れそうに眠くなりながら見た。ブラックユーモア付き古畑任三郎みたいな感じであった。ただ『マッチポイント』にはやっぱり叶わなかったな。ヒュー・ジャックマンは本当に貴族の役が似合う(私は『ニューヨークの恋人』が大好きでして)。そして邦題の『タロットカード殺人事件』はいかがなものかと思った。だってタロットカード殺人事件自体はほとんど関係ないもん。
これは本筋とは関係ないのだが,アメリカにおいてジャーナリストは女性の花形の職業みたいですね。猫も杓子も大学ではジャーナリズムを専攻して記者を目指している。この『タロットカード殺人事件』のサンドラ然り,『10日間で男を上手にフル方法』のアンディ然り(彼女は実際記者だが),『プラダを着た悪魔』のアンディ然り(これもアンディか),『サブリナ』のサブリナ然りロキシー然り。こういうのはやっぱり歴史を反映するんだろうなぁ。