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何を思ったか

余暇

体調がそこそこ回復して喜ぶあまり,何をとち狂ったか23時頃から衣替え作業を始めてしまった。おまけに実家から送った荷物も届き,その片付けも含めるとしばらくは終わりそうもないのであった。結果を先に申し上げますと,4時頃に地獄絵図のような部屋の中で眠ってしまっている自分を発見しました。おそらく衣替えが終わらないので,ちょっと休もうと思ってベッドに(もちろんベッドの上にも服が散乱していたのだが)横になったのが運の尽きであったらしい。「ちょっと休もう」の囁き声には,未だかつて勝てたことがありません。もちろん4時頃からまた衣替えを再開する気力も起きず,とりあえずベッドの上だけ片付けて(おかげで床の上は完璧に足の踏み場がなくなった)寝たのだが。
さて月曜日と言えば,ここ毎週書いていることからおわかりのように,ブザービートの話なのですが,今日のは明らかにおかしかったですね。何と言っても,軽井沢の問題です。軽井沢の楽団に入るからと言って,なぜ涙を流して別れなければならないのか?2時間弱の距離ですよ?いくら缶詰で練習しなければならないからって,1日10時間練習しなければならないからって,少なくとも週1くらいで休みはあるでしょうよ。その時に(比較的暇な)上矢くんが毎週会いに行けばいいじゃないか。それを,え?「別れが辛くなるからもう会わない」って何?その前に「別れ」って何?正気?
何度か書いたと思うが,『ご近所物語』で実果子にロンドン留学の話が出た時,ツトムと別れたくないばかりに悩み抜いていたのを,私は心底アホらしいと思いながら,イライラして読んでいたのだ。奨学金が出て,学費と生活費は全額免除で,おまけに向こうのファンデーションコースまで受けさせてもらえて,何よりもファッションの本場ロンドンの超有名校で学べるというのに,しかもそれを自分の努力からではなく,降ってわいたような話で勝ち得ておいて,なーにがいまさらツトムと別れたくないだ,ふざけんな!と思っていた。さすがに今となっては,ロンドン東京間くらい離れるのであれば,ちょっとくらい悩むのもまぁ無理はないかなと思えるようになったのだが(いや,それにしたって,1年離れるくらいであんなページ数を割いて思い悩むのはやっぱりわからない)。それを,えっ?東京軽井沢間で?いやー,いくら純愛だからと言って,いくら一秒たりとも離れたくないほど強く相手のことを想っているからと言って,それはどう考えてもリアリティがなさすぎないか。そういえば,今回もたかだか1年やそこらの話である。そして今回も,「直輝と離れたくないから軽井沢には行かない」って言ってました。うそでしょん。
以上のような理由で,もはや私には世の恋愛というものが何なのか,さっぱりわからなくなってしまいました。恋とはどんなものかしら。改め,恋とはこんなものだったかしら。念のため断わっておくと,母も友達も後輩も同じことを言っていたので,私が恋愛の機微を心得ていないというわけでは決してありません。いや,心得てないだろうけど。しかしラストフレンズと言いブザービートと言い,どうもものすごく期待させておいて最後尻すぼみなものが多すぎる。今回はまだ最終回が残っているので,それに期待する限りである。そして,最終回では秀治くんと麻衣ちゃんのシーンがより多く出ることを期待する限りである。もうあんな東京軽井沢カップルはどうでもいいや。
しかし,いつ見ても素晴らしいのは菜月の行動力である。直輝の心が動かないことを知るや,その母を攻略。これを故事成語「将を射んとすればまずその馬を射よ」と言います。漢籍の素養は恋愛においても役立つのですね。孫子の兵法と兵法三十六計は,婚活時代を生き抜く上でマストリードかもしれません。
どうでもいい冗談は置いておいて,大森美香さんはこういう,わかりやすいブリっ子がお好きなようですね。しかもものすごくわかりやすい,表面的にはブリっ子なのに,一皮むくと大変腹黒いというか,目的のためには手段を選ばない,よく言えば野心的な女の子。『きみはペット』のフクシマちゃん然り,今回の菜月さん然り。