読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヨーロッパにおける「もちもち」

つれづれ

最近では学校に行ったり,たまに用事があったりする時以外はずっと家にこもってパソコンに向かっているので,そうなると家で食事をする機会が増えるわけです。たぶん私は一般的なひとり暮らしの人間に比べて自炊をよくする(あくまでも「能くする」ではなく「よく(頻繁に)自炊をする」)方だと思うのだが,さすがに1日3食の献立を考えるのは疲れる。多くて1日1食が限界である。自炊というのは考える以上に頭を使うもので,昨日は何を食べたから今日はあれとか,今日はこれが安いからこうしようとか,おそらく3つくらいのことを同時に考慮しつつ献立を決定しなければならない(だから主婦は尊敬に値するのですよ)。たまにしか料理をしない人が胸を張って「自炊した」などと言うのを見ると,ちょっと腹立たしかったりする。1ヵ月に1回すごく凝ったものを作るよりは,毎日1回ごくごく普通の料理をする方がよほど偉いと信じて疑わない。
さて前置きが長くなったのだが,その省エネのためによくやっているのが,昼食を固定することである。最近では超熟イングリッシュマフィンにマヨネーズと卵,ハムを和えたものを乗せて,それをトーストして食べている。とんでもなくおいしいです。量は少ないかもしれないが,昼に多く食べるとそのあと眠くなって仕事にならないので,これくらいでちょうどいいと思われます。しかも私,罪の意識なく間食をするので(開き直り)。イングリッシュマフィンの何がおいしいかというと,外はカリカリで中はもちもちという,日本人の大好きな食感である。他の何を食べるよりも「もちもち」なものを食べるのが幸せです。最近感動した「もちもち」は,ミスドのミスター飲茶シリーズの「チャーシューパオ」。あれは実によかった。
しかしふと頭をよぎった不安というか懸念というかは,はたしてこれは本当に「イングリッシュ」マフィンなのか,ということ。飲み会で聞きかじったような情報なのでその真偽のほどはわからないが,ヨーロッパの人は基本的に「もちもち」という食感を好まないという。だとするとこのマフィンは,明らかに好まれない感じなんじゃあないのか。ロンドンに行った時,スーパーでマフィンを買ってきて朝ご飯にしたことがあったけれど,あのマフィンといったらもう,ワッフルとソーダブレッドの合いの子みたいなパサパサ・スカスカしたもので,金額如何ではなく,まずお金を払ったというそのこと自体がひどく腹立たしかった覚えがある(食料に対する出費で激怒したのは,後にも先にもロンドン滞在中だけです)。ということは,本家本元の「イングリッシュ」な人たちは,あれで満足しているというわけでしょう。するとこれは何?日本人向けのアレンジが加えられているのだろうか。この「もちもち」は幻なのだろうか。あなた私(=イングリッシュマフィン)の幻を愛したの,といざロンドンに行ってから言われる,なんてことはあるのだろうか。
やっぱり食生活ってたいそう重要だと思うのですよね。私が今発狂しないでいられているのも,せめておいしいものを食べようと意識しているからだし(今日は念願の白だしを手に入れたので,白菜と鶏団子で鍋を作りました)。その点将来が心配だとしたら,ヨーロッパの,というより英語圏の食べ物で,私は暮らしていけるのかということである。AJCで,唯一会場にいらした同年代のイギリス人・ジェシーさんに,「イギリスのおいしいものって何?」と聞いたら「さぁ,フィッシュアンドチップスくらいじゃない」と真顔で言われたのが今でもとても心配なのである。フィッシュアンドチップス,確かにおいしかったけれども。ちなみにこれはアイルランド史研究をやっているから反英なのではなくて(当たり前だが),ソーダブレッドは輪をかけて苦手です(あんなパサパサのパンを食べるくらいならジャガイモを食べたい)。そう考えると日本人の私たちは,世界的に見てものすごく高水準だと言われる日本の食文化を当然視しているなぁと思うのでした。現にこの前も,一時帰国中の先輩方はとにかく日本の食べ物がおいしいとおっしゃっていたし。

外国人タレント派遣で有名な,稲川素子事務所のホームページです。辛酸なめ子先生のブログに出てきたから興味本位で訪れてみたのだが,いやぁ,笑える笑える。タレント紹介ページ(「タレント事業部」というところをクリックすれば行けます)のトップに出ている「島根アーリヤ」くんがとてもかわいいと思ってほのぼのしつつ,他のページも見てみようと思ってジャンル分けを見ていて,ん?「キャラクター」って何?と思ってクリックしてみたら,まぁ,老紳士1名にサンバガールがわんさか。キャラクターってこういうことか。しかしわからないのは「老紳士」のキャラクター性である。この方は一体,と思って見てみたら,実はこの方が一番強いキャラをお持ちなのでした。だって,プロフィールにはこう書いてあるのです。

トニー・セテラ Tony Cetera
特技:サンタクロース

ああそういうことか,しかし「特技」が「サンタクロース」って……そりゃ,私が「特技は大学院生です」と言うようなもんなんじゃなかろうか。ちなみにセテラ氏は「さんまのスーパーからくりTV」をはじめ,「太陽にほえろ」から果てはあの『大霊界』まで,輝かしいキャリアをお持ちのベテランです。