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Help me make the thesis of the night

勉強

さて最後のまとめに奮闘しているのですが(注をチェックしたり,書き足したり),今日は何かとトラブル続きであった。まぁ提出直前なんてこんなもんですね。卒論の時も,印刷してキンコーズに出してからピアノのレッスンに行こうと思っていたところプリンタが不具合を起こし,震える手で携帯のボタンを押し,「あのあの今日のレッスンなんですけどプリンタがプリンタがこ,こわれまして,それであのその今日はちょっとこんな土壇場でほんとに申し訳ないんですけど,えっとその,えっと,お休みにしていただけないでしょうか」などと,先生に支離滅裂なドタキャン電話をかけた覚えがある。しかしながら今日のトラブルはちょっと劇的だったので,記念すべくここに書き記しておこうと思う。

  • 構成を変更した時点で大切な大切な論点を旧稿に置き忘れてきたらしく,真っ青になって取りに戻ったのが1時間ちょっと前。あー,びっくりしたー。二次文献やら論文やらのコピーの山をひとつひとつチェックしていて,「あっ,これあそこに足そう♪」と思いついて手元のプリントアウトをめくったら,どこ探してもありませんよ。もうそれからは,落ち着け落ち着けとひとり呟きながら,もう使わないからとゴミ箱(デスクトップのではなくて部屋の)に突っ込んでおいた旧稿を救出し,慌ててチェックして所在を確認し,現時点での最終稿の中に安住の地を見出させるまで,もう手が震えていました。無事に今の原稿に盛り込めた時にはもう,シベリア抑留から帰還した夫と再会した妻のような,愛親覚羅溥傑と再会した浩さんのような,もうそんな気分でした。あなた,よくぞ,よくぞご無事で……!
  • 注釈を書いて上書き保存しようとしたら,ひとつの文献だけどうしてもできなくて,保存しようとするたびに「Wordは動作を停止しました」のサインが出る。おまけにその注釈に書き込みたかった書誌情報というのが,Foster, ‘Anglo-Irish Literature, Gaelic Nationalism, and Irish Politics in the 1890s’in Ireland after the Union: Proceedings of the Second Joint Meeting of the Royal Irish Academy and the British Academy, London, Oxford, 1989.という,ものすごく長い面倒臭いやつで,2度めに動作を停止した時にはもう発狂するかと思った。フォスター先生というのはアイルランド史の超大家なのですが,いや,これはきっと,アイルランド史の若い芽が育とうとしているのを阻止しているのに違いない,と都合のいいことを考えて乗り切ることにした。落ち着いて再起動してみたら,不具合も起こらなくなりました。これから修論の仕上げに入るみなさま,ご存知のこととは思いますが,パソコンの不具合に即効性があるのは再起動です。有事の時には我を忘れているので,当たり前のことですしお節介極まりないですが,注意を喚起しておきます。
  • プリントアウトした序論から第1章がいきなり私の目の前から消え,ああこれは妖精のしわざに違いないと半ば本気で思った。知らないうちに物事が片付いたりすることについて世の中では「妖精さんが」とか「小人さんが」とか言うようですが,少なくともアイルランドの妖精はそんなことをしてくれないようです。それどころか,あの人たちは子供や花嫁を盗んでいきますので,恐れられているようです。最悪の場合,私を妖精の国に連れて行ってくださっても構わないので(あ,でも,提出後にお願いします),お願いだから論文のファイルだけは盗まないでください。ちなみにその消えたプリントアウト後の原稿は,後から普通に見つかりました。疑ってごめんなさい。

さて,それでは書き直し作業の続きを行います。今夜はおそらく寝るのがとっても遅くなるでしょう。