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バラード譜読み終了

ピアノ

甘かった。風邪のピークはどうやら今日であったようでした。昨日あんな偉そうなことを書いた割に,今日はついに医者にかかり,しかも昼下がりから2時間ほど,倒れて寝込みました。その割によくならないのがもう。無論,ワークショップのプレゼンの準備は少しも進まず。話し合いだけは少し進めておいた。
ただ,ついにバラードの譜読みは完遂した。コーダは難しそうだと思っていたが,音の並び方は割とシンプルだった……とか言っていたら,演奏会本番の直前にとても後悔することになるだろう。おそらく地味にスケールのところが最後まで弾けず,本番の不安要因になるのだろう。こんな風に,譜読みの際に「たぶん不安要因になる候補」を挙げておいて,直前の本当の不安要因と比べてみたりしていたら,面白いかもしれないですね。
しかしこの曲に与えられている評価は,やっぱり決して「不当に高い」ものなんかじゃないよ,誰とは言わないが○○ちゃん。形式こそ「ソナタ形式」に括られるが,そんな一言じゃもったいないほど,次々と手を変え品を変え繰り広げられる美しい旋律。これは,音の松花堂弁当やー。高校を出るまでずっと古典やバロックばかり弾いてきたもので,ソナタ形式と言うともう「一汁三菜」の定食みたいなかっちりした形式美しか思い浮かばず,そしてそれが好きでもあったのだが,いやぁ,ロマン派ってほんとにいいものですね。すっかり魅せられてしまいました。「1番」の名の通り,バラード4曲の中では最初に作られたものだが,他3曲の要素も全て含んでいるような感じで面白い。恐ろしいことにショパン,これを作曲したのはどうも,今の私と同じくらいの年齢であるようです*1。24歳の私はと言えば,日本の片田舎で風邪を引いているというのに。
やはりピアノを弾く人間として,いつまでも「ショパンは苦手」なんて言っているのは情けないので,あとはとりあえずがんばって指を慣らそう。バラード3番は大失敗だったので,2番もダメだったらもう,苦手意識を通り越して,ショパンに恐怖心を抱いてしまうところだった。完璧とはいかないにせよダメとまでもいかなかったので,この前の演奏会には重ね重ね感謝しきりです。
ちなみに来年は私がピアノを始めて20周年になるので(どうでもいいアニバーサリーを告知してしまって申し訳ありませんね),それまでにバラードを全制覇できたらいいな。思い残すことなく留学に行けるだろうな。

*1:ショパン誕生は1810年,バラード1番作曲は1831〜1835年。