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はったりモーツァルト

ピアノ

今日はピアノレッスンで,モーツァルトの暗譜を仕上げてくるお約束だったのだが,弾いても弾いてもできないので,もう今回は先生に事情を話して暗譜は次週に持ち越しにしていただこうと思って早々に諦めていた。しかしいつものことだが,先生が開口一番「覚えられた?」とルンルンで尋ねてこられると,覚えていないとはまさか言えなくなってしまう。今日も,いや今日こそは絶対にはっきり言って謝ってなんとしてでも次回持ち越しにしていただこう,じゃないと絶対に自己嫌悪に陥るから,と決意を固めて行ったにも関わらず,先生を前にするといつも通り「ええっと覚えられたような覚えられていないような」としどろもどろな答え方をしてしまった。これは暗譜を回避するのは無理だと思い,せめて暗譜の前に一回楽譜を見て弾かせていただけませんかと恐る恐る申し出たのだが,「そう?最初に見ずにやってみたら?ね,そうしなさいよ」とおっしゃる先生に対してまたもや屈服し,いきなり暗譜をする羽目になった。暗譜のお約束だったがもともと今日暗譜をする気はなく,先生にお願いして次週持ち越しをお許しいただこうと思っていたのが達成ならず,せめてもの願いも押し切ることができず,結局当初の予定通り暗譜をしている私。なんと外交能力のない。暗譜の出来は,開き直ったからか,心配していた割にはそれなりだった。先生曰く「最初にやった方が緊張感を持ってできるのよ」とのことで,確かにそうかも。なんでもかんでも慎重に慎重を期して,石橋を叩いて壊すのではなくて,恥はかき捨てくらいの気持ちで臨んだら案外うまくいくことも多いものである。それにノルマというものは,期限を守ってなんぼですしね。一度期限を破ると癖になってしまう。ただし,今回の暗譜は「それなり」とは言え,まったく納得できた代物ではないので,とりあえずもう一度チャンスをいただくことにした。
さて私は明日から,九州は別府へ2泊3日の遊学(?)に参ります。日本西洋史学会がございますのです。私は別に何も発表しないが,勉強しつつ温泉に入りつつ,温泉に入りつつ地獄めぐりしつつ勉強しつつ,地獄めぐりしつつ「大分香りの博物館」に行きつつ勉強しつつ,あわよくば「ナイトタクシー」に乗って「夜景百選」に選ばれた夜景を鑑賞しつつ勉強しつつ(我ながら完璧なリサーチ),充実した週末を過ごして参ります。