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駒場→羽田→大分→別府

余暇

朝,ボストンバッグを担ぐようにしていつも通り2限のアイルランドゼミに出席。今日の課題であるDenis Devlinの詩はとんでもなく骨の折れるペダンティックな言葉使いがなされていて,ものすごく予習に時間がかかった。これが高く評価されているというのは,わかるようなわからないような。私はPatrick Kavanaghの素直な言葉使いが大好きだった,と改めて思った。簡潔な言葉や表現でストレートに気持ちを届けるというのはなかなかどうして難しいものだし,さらにその作品が心を打つというのは,やっぱりすごいことだと思う。ましてやこんな,英語を母語としているわけでもない人間の心を打つと言うのは,なおさら。
それから羽田に移動して空港で時間をつぶし,みなさんと合流していざ大分へ。羽田→大分は予定より早く1時間10分くらいで着いたようだが,大分空港から別府駅へバスで移動する段で,普通なら30分くらいで着くはずが,事故車両があったとかでものすごい渋滞に巻き込まれた。1時間半強くらいはかかっていたのじゃないかと思われる。まさかフライト時間より長いとは思いもせず,のろのろと進むバスの中で,みんなで静かに落ち込んでいた。着いた時には昼のような明るさだったのが,だんだん日が落ちて着いた時には宵になっているというのは,ちょっと予想以上に悲しいもんである。
やっと駅に着いてからはとりあえず滞在先の「亀の井ホテル」に移動して荷物を置き,しばらく休んだ後,院生みんなでご飯を食べに夜の別府へ繰り出す。とりあえず大分名物「とり天」が食べたい!ということで,鶏料理がおいしそうなところを物色。商店街の中に「鶏しょう(「鳥」しょうだったかも)」という居酒屋を見つけてそちらへなだれ込み,おいしい鶏をたらふくいただいた。お目当てのとり天はもちろん,お店一押しの炭火焼とたたきはもう格別のおいしさであった。日本酒が飲める人みんなで地酒の「八鹿」をいただきながら鶏を賞味させていただいたのだが,もう,この世の春ではなかろうかと思われました。
夕食の後は同じ商店街の中にあったジェラート屋さんに立ち寄り,私はミントチョコを選んでミントの苦さ(あれは「ストロングミント」とかの勢いだった)に仰天したりしながら,ホテルへ戻って別府の一番のお楽しみ,温泉へ。ホテルの温泉は室内に1つと室外に1つ,それからサウナが1つだけのシンプルなものだったが,お風呂の種類がいっぱいなくても,これはこれでゆっくりお湯に浸かれていいかもしれない。今回の学会ツアーに参加した女子は4人で,内訳としては同期が1人と先輩2人だったのだが,私は先輩の1人と話がどうにも盛り上がり過ぎてお湯から出られなくなってしまい,残りのお2方が「いつになったら出るんだ」と様子を見に来たほどであった。そもそもが出張などをターゲットにしたパッケージツアーなので,往復の航空券+2泊3日の宿代で32300円(!)という破格の値段だったのだが,それにしたってお風呂にこれだけ入れば十分元が取れたというものでしょう。
さて,明日からはいよいよ学会が始まります。