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研究会発表その1

勉強

2010年度になって初めて,また博士課程に上がって初めて(=修論報告の機会として初めて)の記念すべき研究会報告でした。最初着いた時は先生方が3人くらいしかいらっしゃらず,ああよかった,これぞ「研究会」だわ,と安堵したのも束の間,すぐに席が足りないほどの人が集まってくださってしまった(日本語がおかしい)。卒論の時も修論の時もそうだったが,どうもメジャーなテーマに興味があるもので,そうなるともちろん,そんなものに興味があるのは私だけではないわけで。
研究発表は研究発表なのだが,秋には学会報告も控えている(たぶん)からそのタイムでの発表に慣れておきたいし,私自身もこれまでの成果を披瀝することよりは,むしろ叩き台にすべくフロアのみなさまからご指摘をいただく方に時間を費やしたかったので,発表は40分程度で終わらせた。目標としては30分前後だったのだが,発表2回目*1にしてはまあまあだったと思われる。と言っても今回は前提知識を共有している皆様の前で話したので,共通条件が「歴史学」でしかない秋の学会ではこうはいかないだろうが。
しかしまぁタイムはいいとしても,去年のケルト学会でも痛感したことなのだが,フロアに(恐ろしくて)目が向かない……おまけに緊張気味なので,ますます下を向いて話してしまうという悪循環に陥る。どうにかしなければならない。だってフロアでつまらなそうに聴いている人とか,私が言ったことについて首肯しかねている様子の方とか,目につくんだもの。このことに気づいたのは教育実習の時(高校生は露骨ですよ)だったか,いやもしかしてもっと前だったかわからないが,それからというもの私はフロアの反応を恐れる体(?)になってしまった。人にものを伝えようとしているのだから人の方を見ないと。当たり前だけど。ご指摘はいろいろといただくことができ,どれも非常に参考になるものばかりだったが,中でも方言や標準語といった問題にはとても興味を惹かれたので,すぐに調べてみようと思う。
研究会の後は恒例の打ち上げで,私は本日の報告者だったので先生方に奢っていただく光栄に浴したのだが,そこでこんな話題が出た。声が高い人の発表というのは聴きづらくてイライラすることも多い。舞さんはその点声が低いので……てっきり私は褒められるものだと思って「はい」と言ったが,そのあと先生の口から出た言葉は「ちょっと怖いのよね」であった。もちろん,そのあと笑いが続いていたが。
はっきり言って,怖いと言われるのはこれが初めてではない。しかしその都度,そこに求められる理由が異なることには留意しなければならないだろう。声が低いから怖い。岡山弁が怖い(東京で話したことありませんが)。黙ってると怖い。オーラが怖い。後ろに行くにつれてもはや言いがかりになってくるが,これをいちいち字面通りに受け取ることはできない。これはつまり,どうも私が怖いのである*2
かといって私自身はまったく気にしていない。もちろん女の子としてゆゆしき問題ではあるが,もはや私の何が怖いのかわからない以上改善のしようもないし(これとわかる方は教えてください),なにより「愛されるより恐れられよ」ってマキャヴェリ先生も言ってました。しかも恐れられることと,恨みを買わないことは両立可能なんですから。しかしIl Principeって,「君主論」なんて訳すから泣く子も黙る感じになっているが,要するにThe Princeでしょ,じゃあもしかして「王子さま」と訳しても必ずしも誤訳ではないんでは……

*1:1回目はドイツ史ゼミ。

*2:みなさん私にやましいことでも?怒らないから言ってごらん。