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チェーザレ 破壊の創造者

読書

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

帰省した時に恒例のレンタルコミックを利用して読んでいたもの。超面白い。一気読みしてしまった。一般受けするかどうかはわからないが,西洋史学はもちろん西洋に関係する何らかの人文学をやってらっしゃる方はマストリードです。私が読んでなかっただけか。
フランス団のリーダー,アンリから「バルバロイ」「スペインはイスラムに魂まで侵略されたか」と罵られたチェーザレが,「ヨーロッパの人間が見向きもせず放置していたギリシア古典がイスラムによって翻訳され保管されていたために今の我々の文化があるのだ」と,12世紀ルネッサンスの真髄を語って言い返すところがあったり,あれれこれは?と思うようなところがいろいろあったりした。参考文献を見るとやはりこれがあった。
信仰と他者―寛容と不寛容のヨーロッパ宗教社会史

信仰と他者―寛容と不寛容のヨーロッパ宗教社会史

というわけで両教授のゼミ生のみなさまもどうぞ。ちなみに,個人的に好きなのはチェーザレ・ボルジアよりもミゲル(ドン・ミケロット)です。チェーザレ松潤,ミゲルを松田翔太とかで映画化してくれないものか。『花よりチェーザレ 破壊の創造者』。うん,やめとこう。
しかし悲しかったのはレンタルコミックのレジにてのやりとり。

「(紙を見せながら)この本探してるんですけど」
「はい,ええっと……『チューザレ』ですね。」
「あ,チェーザレです」
「あ,申し訳ございません,チェーザレ
(店員さん,探しに行ってくれる)
「ではこちらの『チューザレ』,1〜7巻でお間違いないでしょうか」
「……はい」