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30婚

読書

30婚 miso‐com(1) (講談社コミックスキス)

30婚 miso‐com(1) (講談社コミックスキス)

かわってこちらは,今朝岡山に帰ってから荷物が届くまでの間,やることもないし手慰みにと思ってTSUTAYAにレンタルしにいったもの。30婚,と書いて「みそこん」と読みます。読んで字のごとく,サブタイトルは「30代彼氏なしでも幸せな結婚をする方法」。先日忍野に遊びに行った時,ともちゃんが「勉強になった」と言っていたので興味を持った。「手慰み」のはずが,結局10巻(レンタルコミックに出ていたのは10巻まで)読了してしまった。なるほど,大変勉強になりました。

「わたしの何を知って女らしいとおっしゃるのかしら?あなたにとって『女らしい』とは『よく働く嫁になりそう』という意味ですか?」*1

うっ。似たようなことを言っ……てはないけれども言いかけたことは何度もある。そんな私はやはり,コラムの診断の結果「過剰防衛待受女」であるようでした。いわく,

……実はちょっと高いお金を払って「着物着付け教室」に通ったことがあるのもこのタイプ。でも今は着なくてもいつかためになるから,後悔はしていない。「ひとりの時間を有意義に過ごせるのがいい女」と思っているので,ひとりの時間がけっこう好きだし,過ごし方もじょうず。好きな物に囲まれ充実した時間を過ごしていれば「けっこうひとりもいいかも」と思えちゃう。もっともなりたくないのは「ひとりでいると,さみしそうで物欲しげに見える女」。

外見的特徴

実年齢より大人に見えるファッション(着物も含む)
ちょっと背伸びした持ち物(例:「いい女」が持っている,とされる記号のバッグなど)*2

きっ,着付けは留学した時のために習ったんだもん。「けっこうひとりもいいかも」……この数年間何度その幸せを噛みしめたことか。そして極めつけ,「ちょっと背伸びした持ち物」って,「『いい女』が持っている,とされる記号のバッグ」って,まさか,私が後生大事に抱えている例のバッグも入りま……す?
ところで,作者は割と黄金期の少女漫画(1970年代くらいの)の洗礼をかなり受けた方だと思われるのは気のせいだろうか。岡ひろみを思わせるような,「ちょっとドジ」で「愛嬌のある」ヒロイン笑(えみ),その片想いの相手はかなりぶっきらぼうかつ不器用な消防士,黒城(くろき)。ヒール(完璧なヒールというよりただの憎まれ役)はお蝶夫人を思わせる,その名も蝶子(ちょうこ)。笑のヘアスタイルはボブだが,蝶子は縦ロールのロングヘアーであるあたりも,なにか古式ゆかしいものを感じる。笑を取り巻く友人も,一人は男っぽい外見と性格の金子純(かねこじゅん),もう一人は女性らしい外見だが高飛車な側面のある(上記の「過剰防衛待受女」)江口音々(えぐちねね)。こんな人物設定であるもので,もう私は現代の漫画を読んでいる気分ではありませんでした。

*1:第2巻 第8話 p. 54.

*2:第2巻巻末「待受女タイプ別診断」 pp.188-9.