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よよよ〜っ!?

余暇

やまとなでしこ DVD-BOX

やまとなでしこ DVD-BOX

ああ……また見ちゃった。というのはこの前電話した時,ばろんがDVD-BOXを買ったという話をしていたため。そういえばこの前もあっちゃんが,最近また全部見たという話をしていた。この時期になったら見たくなるんですよ,『やまとなでしこ』。フジテレビ側もそれをきちんと承知しているからいつも再放送してくれていたのに,押尾が,いや,「花房のバカ野郎(by なみちゃん)」が薬物なんかに手を出して,あまつさえ人にまで害を加えたりするから。まったく,薬物,ダメ。ゼッタイ。
しかし,これをオンタイムで見た中3の時から桜子さんが私の永遠のロールモデルだったはずだが,気がつくといつの間にか欧介さんの生き方に近付いている……!これから桜子さんの方向へ軌道を修正するには,「売り時のピーク」である27歳までに「1500合コン」をこなさなければならないわけだが,私は合コンに1度しか参加したことがないので,そうするとあと1499合コン÷25ヶ月≒約60合コン/1ヶ月→2回/1日!?うわぁ,M1の頃に気づいておくのだった……。しかし私の場合,留学して恋にも研究にも夢破れた際に,大義名分となるべき実家の魚屋もないのである。よくよく考えてみたら,留学したのに逃げ帰ってくるというのは,贅沢な話ではある。
さて,今更気づいたところで,これからは投稿論文も書かなければいけないし,とてもじゃないけど毎日2本立てで合コンなどしている余裕はない(いや,それでもやるのが桜子さんであり,私はできないのが欧介さんたるゆえんなのか)。仕方ないので,最近読んだこの本をお手本にしようと思う。

ロンドンはやめられない (新潮文庫)

ロンドンはやめられない (新潮文庫)

<前略>私,常々,自分自身の価値を勘違いさせてくれるブランド品って,けっしてあなどれない存在だと思っているのです。<中略>ですから,バブルのときに日本の小娘たちが父親の財力にものをいわせて買ったヴィトンを小脇に抱え,フェラガモを履いて,エルメスのスカーフをロゴが表に出るように巻きつけたとたんに思わず気分が高揚し,勇気りんりんで「結婚相手には三高を求めます」なんて口走ってしまったのも無理はないのです。やっと本音が言えるようになった当時の若い子たちを,私は「えらい,その調子。もっと言って!」と陰ながら応援しておりました。
 なのになのに,バブルがはじけて景気が悪くなったとたんに,そそくさと建前でなく本音でも三高条件を取り下げてしまった……ああ,なんと不甲斐ない人たちでしょう。
 三高のうち,高収入を取り下げるのはわかるんです。就職難とリストラの時代がやってきたのですから,そんなことを言っていてはまとまる話もまとまりません。でも,景気にまったく関係のない高学歴や高身長まで取り下げることはないでしょうが。とりわけ高身長は生まれつきのもので,努力でどうにかなるものでないだけに,条件の中に厳しく残しておいてほしかった。
 だって,考えてもみてください。私たち女性は人類の誕生と同時に「かわいい子」と「そうでない子」の二種類に分けられ,男性たちから,いえ世間一般ピープルから”天と地”ほども違う扱いを受けてきたんですよ。(263-4頁)

大変同感,いやそれを通り越して感動した箇所。大丈夫です高月さん,私の見た限りだと,三高条件の取り下げは建前です。よく見ると三高の中に「顔のレベル」は入っていない。むしろ謙虚じゃないか。男性が女性に求めてきた条件は「頭の善いこと」「気性の勝れたこと」「健康」「処女」なんだから*1

*1:岩波新書編集部編『日本の近現代史をどう見るか シリーズ日本近現代史10』,岩波書店,2010年,90頁。