読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Farewell

おくやみ

祖父の葬儀&告別式でした。何度も書く通り急な話だったので,喪服の1着も持っておらず,朝から買いに行かなければならなかった。14時から葬儀を始めて15時に出棺し,15時半に納骨するまであっという間であった。船の機関士をしていた(太平洋戦争時には海軍に従軍しており,戦艦大和も見たことがあるらしい)祖父にちなんで,「海が安らかになる」という意味のとても格好良い戒名もいただいていました。
気が張っていたからというのもあるだろうが,あまり悲しくはなかった。どちらかというと寂しい。両祖父母とも実家の近くに住んでいて仲良くしていたので,祖父母が亡くなるときはどれほど悲しいだろうと心配していたのだが。死に方といい,私たちが長く悲しまなくていいように祖父がはからってくれたのだろうと思う。気が強くて周りの人と言い合いになることも多い祖父だったが,孫である私と妹のことはとても可愛がってくれていた。思い出もたくさんある。
私はこれから長きに渡って留学するので,その間には絶対に祖父母に不幸があるだろうとそれだけが心配だったのだが,看取る(?)ことができて本当によかった。異国での暮らしやら言葉の壁やら,行く前からくよくよ悩んでいることも多かったが,祖父が亡くなって,不思議とそういう心配がなくなった。祖父も身軽になったことだし,留学中はきっと守っていてくれるだろうと思うと心強い。これからもよろしく,じいちゃん。
年末にふさわしい話でもなく,読んでくださっているみなさまには申し訳ありません。でも「悲しい話」かというと,必ずしもそうではない気もします。いい死に方というのはこういうのかなと思います。祖父にはいろいろ感謝してもし足りないが,先達としてお手本を見せてくれたことにも,ありがとうを言いたいと思います。
それではみなさま,どうぞよいお年を。