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今回のレンタルコミック

読書

30婚 miso‐com(11) (講談社コミックスキス)

30婚 miso‐com(11) (講談社コミックスキス)

新刊出ていた。毎回大変勉強になります。なんかだんだん,男性にも役立つ(とおぼしき)情報満載になってきたぞ。「蝶子メモ」によると,「なんだかんだ言って男が助手席に手を回してバックするポーズに弱い女はまだ多い」んだそうです。実は私,25歳の今なおデートで助手席に座ったことがないので,このポーズの効力がどれほどのものかよくわからないのですが,でも頭ではわかる気がします。車のハンドルという男性性を象徴するようなものを操る姿,華麗に車をバック駐車する運転技術,それに加えて,プライベートスペース(助手席)に無造作に手を伸ばされるときめき,これらの要素が複雑に絡み合っている。だから最強モテ仕草であり続けるわけで。
モテキ (1) (イブニングKC)

モテキ (1) (イブニングKC)

話題のあれ。上記の『30婚』と同じく30歳前後の人間が主人公だが,男女違うというだけでこれほどに違うのね,ということが大変よくわかって興味深かった。女の多くが恐れているのは「30歳を過ぎて独身」だが,男の人が恐れているのは「30歳を過ぎて童貞」なのね。主人公の幸世くんは厳密に言えばそうではないが,童貞「同然」である。そしてこちらでは,結婚云々のお話がまったくといってよいほど出てこない。いや出てくることは出てくるが,幸世くんにはそう大して関係ない。男女の認識の差をよくよく理解することができます。
娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)

以前,舞ちゃんに勧められたでもないが,彼女が面白いと言っていたので覚えていたもの。見つけたので借りてみた。小説みたいな漫画でした。淡々としていつつ大変繊細で,確かな余韻を残す。『細雪』を思い出した。ひとつだけ不満を述べるとすれば,海江田先生,格好良すぎでしょう。そしてつぐみも綺麗すぎる。51歳と35歳の恋なんだったら,もうちょっと一般的な個体を持ってきてもらえないと,これからの心の拠り所になりそうでならない(切実)。
しかし『モテキ』もこれも完結しているのだが,「えっこれで終わり?」というような終わり方であった。最近の漫画ってあんまりドラマティックではないのね。しかしこの作品の終わり方はとても綺麗だった。「ばあちゃんに祈ってたの 海江田さんを守ってねって」「ふむ」「待ってたのよ」「そんな 1日か2日やろ 長いことないがな」「長かったのよ」「35年は」。しかもここでようやく,つぐみは海江田に対して敬語で話すのをやめるのである。