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在欧のみなさまへ

つれづれ

昨日に引き続き,地震関係音楽関係で,ひとつお知らせです。
パリに音楽留学している友人が,このたびの地震を受け,日本人留学生でチャリティコンサートを開くことにしたとのことです。とはいえまだこのお話は出たばかりで,少しずつ進んでいるとは聞いているけれども詳細がまだ伝わっていないので,何もお知らせできないのですけども。とりあえず予定は6〜7月のいつか,場所はパリ中心部のとっても素敵な会場を使えそうだ,ということです。芸大の作曲家卒のご友人が書かれた,「被災地への想いをこめた曲」も演奏されるとか。
「こうした活動を偽善と言われる向きもあるかもしれないが,やらない善よりやる偽善」だと彼女は言っていた。彼女の活動が偽善だと私はまったく思わないが,できることをすぐに考えて実行に移そうとする彼女の姿勢にとても感銘を受けたので,申し出て私も宣伝に参加させていただくことにしました。西洋史関係の方々をはじめ,現在ヨーロッパ各地に先輩方が留学していらっしゃるので,詳細が決定して友人から伝えられ次第,そのネットワークを中心に声をかけさせていただく所存です。こちらの日記を読んでくださったみなさま,特に在仏のみなさまは,どうぞよろしくお願いいたします。
地震が起きてからこのかた,自分にできることが何もないということにとても焦れったさを感じていた。こんな時に限って,いやしくも東大生なら国のために何かできなきゃいけないはずじゃないか,とか思ったりした。せめて地震とか原子力とかを専攻していれば,何かの役には立てたかもしれないのにと思ったりもしていた(しかし地震原子力もものすごく頭良くないとできないだろう)。とりわけ人文科学は,こういう時に直接役に立つはずもないので,結構な無力感に苛まれます。でもヨーロッパのことをやっていたということが,思いがけずこんなところで役に立とうとは。便乗させていただくような形ではあるけれども,今回ようやく何かできるということは,とても喜ばしいことです。それに便乗だろうが何だろうが,やらないよりはやった方がマシ。というわけで,宣伝します!