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忘らるる身をば思はず

余暇

昨夜は友人が泊まりにいらして,楽しく過ごしたのでした。話していたらまたしてもとめどなくなり,かたぶくまでの月,どころか太陽を見てしまった。6時前に慌てて寝ました。
今回の話題の中で気に入ったものは,「百人一首は人生のあらゆる時期を経てますます面白く感じられる」というもの。小学校の時に『まんが百人一首ものがたり』みたいな本を渡されて「こんな世界があるのだ」と知り,高校で古典文法や修辞法を学んでより詳しく知り,そして大学生になって男女の機微がある程度わかるとめちゃめちゃ面白い!と。最近私が好きなのは「忘らるる 身をば思はず ちかひてし ひとのいのちの 惜しくもあるかな」(by 右近)です。情念と諦念と強がりが交錯している感じが女性的。少し前までは「玉の緒よ絶えなば絶えね」と「しのぶれど色に出にけり」が圧倒的に好きだったのに,ちょっと大人になったのね私も。感慨深いものです。憧れるのは「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」(by 待賢門院堀河)。セクシー!
さて,今日から実家に帰省いたします。例年通り,連休はまるまる実家におります。みなさまもよい連休を。