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Need 7.0 now

勉強

ちょっと前から懸念していた通り,私の場合は大学院への入学よりも先に,奨学金を取得するために語学のスコアが必要であるようである。例年通りだと,再来年度の長期留学用奨学金の応募は今秋頃から(早いのだと今夏から?)始まるはず。私が受けようと思っているようなのだと,やはり最低ラインはIELTSでBand 7.0らしい。ちなみにIELTSはTOEFLとかに比べれば知名度が低いので一応解説してみると,私が必要とする7.0というのは'Good User',「言語運用能力があるが,場合によっては不正確,不適切な表現や誤解がある。通常は複雑な表現にも対応し,詳細な論法も理解できる」というレベル。TOEFLだとiBTで100(PBTで600),TOEICだと810,英検だと1級程度,ということです。対して私が希望している大学院が要求するスコアは6.5で,TOEICだと730,英検だと準1級(の上の方)程度らしい。6.5から7.0というとさして変わらないように思えるが,TOEICでの点数の開きに表れている通り,0.5上げようと思うと結構真面目に勉強して2〜3ヶ月はかかる,と言われていたりする。
さて,目標を上げること自体は特に問題ではないのだが,問題はどちらかというと,通っている語学学校に「遅くても大学院への出願までに6.5が必要らしい」と話していたこと。そのレベルでレッスンを受けているとしたら困る。というわけで,今日レッスンのあと,先生に「この9月か10月頃までには7.0を取らないといけないらしいです」と話してみた。私自身は英語がそれほど得意とも思っていないし,まして留学を前にした先輩方(しかも,私なんかよりよっぽど英語のよくできる先輩方)がおしなべて躓く語学の点数を楽々クリアできるなんて思ってもいないので,こんなことをいきなり言いだすと驚かれるか,もっと悪くすると「そりゃ無理」とすら言われてもおかしくないものと身構えていた。しかし先生の反応は意外にも「あ,そうなの」くらいだった。今の私を見る限りだと,少なくともライティングは問題ないでしょう,ということであった。決して太鼓判を押されたわけではないし,少なくともライティングは大丈夫と言われたに過ぎないのに,どれほど安心したことか。少なくとも私にとって無理な目標ではないらしいので(無理な目標だったら困るんだけど),とにかくできるだけ早いうちに7.0を取れるようにがんばろう。
しかしライティングがさほどの難もなくできているとしたら,それは間違いなく東大受験のおかげだと思う(駒場の英語教育のおかげとは,少なくとも私にはなかなか言えません)。もうひとつ要因があるとしたら,もしかしたらこちらの方が大きい要因かもしれないが,地方の高校だったし塾にも予備校にも行かなかったので,情報から隔絶されていたことだと思う。英語は文理共通だし,みんな英語なんて出来て当たり前くらいのレベルなんだろう,私は英語得意だなんて思っているけれど(高校生当時),そんなの中の下くらいにしかならないんだろう,というような強迫観念が常々あったりしたので,とにかく英語に関しては死ぬほどやっていました,あの頃。TOEFLの通信教育も受けたりしていたし。なぜその向上心を持ち続けられなかったのか。たぶんその理由は,『山月記』に出てくるところの「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」です。17歳の私に手をついて詫びたい。お姉さんは8年後の今,ようやく英語と正面から向き合う気になれたよ……。