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エトランジェ

読書

次号の書評紙で取り上げる新刊がまだ決まっていないので,今日所用で池袋に出たついでにジュンク堂に行って新刊(我らが書評紙の定義では「出版後半年以内」)を見てみた。

これなんてどうかなと思ったもの

女医裏物語―禁断の大学病院、白衣の日常 (文春文庫)

女医裏物語―禁断の大学病院、白衣の日常 (文春文庫)

個人的に欲しいと思ったもの

完訳 キーワード辞典 (平凡社ライブラリー)

完訳 キーワード辞典 (平凡社ライブラリー)

さて困った。見ておわかりと思うが,「これなんてどうかなと思ったもの」で挙げた2つは,まぁ言ってみればさっと読めるものである。とにかく新刊でありさえすればよいので,仕事道具としては役に立つだろうが,そのあとも繰り返し読むかと言えば話は別である(特に『女医裏物語』)。対して「個人的に欲しいと思ったもの」は,ものすごく勉強になるであろうことは間違いないが,「さっと読める」かどうかはわからない。ちなみに締め切りは1週間後である。1週間で読んで書いて,うん,あまり現実的じゃないな。やめとこ。しかし,かと言って『誰も死なない恋愛小説』やら『女医裏物語』をわざわざ購入して読むのもなぁ。だいたい「女医」「裏」ってなんかちょっと。あ,念のためにお話しますと,これポルノじゃないですよ。女医なりたての著者が白い巨塔実態を暴露,みたいな本です。ああ,それにしても,適度に知的で,適度に読みやすくて,それでいておしゃれで,買うに値する面白さを備えていて,適度なお値段で,そんな「理想の結婚相手」みたいな本は,
パリの異邦人 (中公文庫)

パリの異邦人 (中公文庫)

あったー!!
というわけで次号ではこちらを新刊に取り上げようと思っています。みなさま見てね。