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アイデンティティと師範学校

勉強

微量ながら,毎日こつこつ論文を読んだり文献を読んだりしているのだけれども,あまりシステマティックでないというか,つまみ食い的になっているというか,要はあんまり血肉になっていない気がします。二次文献は置いておいて,史料を読もうかしら。それとも語学に逃げようかしら。IELTSも結局受けることにして,申し込んだことだし。

イギリス国民の誕生

イギリス国民の誕生

それにしてもアイデンティティとかそういうものの扱いにくさよ。先行研究のすべてが胡散臭く思えてくる。リンダ・コリの『イギリス国民の誕生』がいかにすごいものであったかを改めて思い知る気分である。どうやったって雲をつかむような曖昧な姿しか見えなさそうなものを,くっきり実体を伴って目の前に置かれたような。敵愾心とプロテスタンティズムによる国民意識形成,右も左もトーリーもホイッグもわからぬ,進学したての3年生のわたしを覚醒させるにはあまりある衝撃でした。
膠着した研究状況から少しでも気分転換いたしたく,昨日はお洋服を買いにお出かけして参りました。店員のお姉さんは首もとにファーをあしらっており,この世には神も仏も快適に労働する権利もないのかと思われた。今秋のトレンドはボウタイブラウスであるそうな。どこの店も出していた(ただし「今」秋のトレンドに限ったことではないことは確かです)。試着してみると,「師範学校出たてで村の小学校に赴任してきた女教師」みたいな感じになりました。二十四の瞳