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かもしれない恋愛

つれづれ

友人とランチ。
彼女は既婚者だし,わたしには残念ながら浮いた話は特にないしで,自分たちの話題ではなかったのだが(書いていて悲しくなってきた),話しているうちに話題が「周りの人が遭遇したひどい恋愛」に。素知らぬ顔で二股をかけられていたとか,気づいたら自分はただの浮気相手だったとか,出るわ出るわ,まぁいろいろと出てきたのだが,相手の男性に共通する点は「外見は別にそこまでかっこいいわけでもない」「恋愛における思考回路が支離滅裂」そして「勤務態度はいたって真面目である」であった。特に最後の点が恐ろしい。勤務態度の他にもいろいろあるのだが,要は「この人真面目そう」「いい人そう」「信頼できそう」と相手に思わせる人物であるということである。そしてそのように一度信頼してしまうと女性(わたし自身含め)は恐ろしい。「この人が悪い人であるわけがない」という風に思ってしまうのですね。しかし往々にして,男性にとって仕事と恋愛はまったく別物であるようで,勤務態度がいたって真面目だったり有能であったりする人が女性を弄んでいたりする。でも女性との付き合い方なんて,よっぽどの洞察力がない限りは,ある程度の仲にならなければわかりかねる点でもありますよね。傷ついて初めて気づくということがなきにしもあらず,いや頻繁に起こったりする。
で,こういう男性がいるということについてどう対処するか。陳腐な言い方をすれば「男なんて信用するな」になるのだが,そんな極論に走ってしまうのは建設的でない。人をはなから信用しないというのはあまり楽しいものではない。しかし相手に全幅の信頼を置いていると,裏切られても仕方ない。そもそも違う人間なのだから勝手に期待するのはおかしいし。というわけで「きっといい人だろう」「きっと恋愛においても真面目だろう」という「だろう恋愛」をするのではなく,「もしかしたら恋愛における態度は違うかもしれない」「もしかしたら女の子を泣かせる人かもしれない」という慎重(not 臆病)な「かもしれない恋愛」をしなければならない,という結論にいたりました。
しかしまぁ,それくらいの慎重さは本当に必要かもしれませんね。いつのまにかもう20代後半にさしかかろうとする頃になって,10代や20代前半になら「貴重な経験」として許されるような凡ミスをだらだら繰り返すわけにもいかない。特にわたしは歴史学者を目指す身でありますから,過去の過ち(自分のも人のも)からはできるだけ多くの教訓を学び取って,未来へ生かさなければなりません。過度の楽観も悲観もせず,制限速度と適切な車間距離を保って,いつも安全な「かもしれない恋愛」を心がけましょう。おお,本日はなかなか有意義なガールズトークをいたした気がする。