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片づけの魔法・その2

余暇

洋服と本を片づけ終わり,続いては書類,CD・DVD。
昨日の反省。何を捨てにくいって,わたしの場合は断然洋服である。なんていうかこう,それを買ったときの状況やら,様々な思い出が去来するのですよね。親に買ってもらったものであったりしたらなおさら。しかしそんなことを言っていたら服が指数関数的に増えてしまうので,今まで衣替えのたびに身を切られるような思いで捨てていたのである。しかしこんまりメソッドに従うと,あれよあれよ,一気に70リットルゴミ袋を3袋分ほど捨てることができました。よくよく考えてみると,服の趣味が変わったりして昔の服を着なくなるのって,自分が前に進んでいる証拠であって,何らうしろめたいことはない。身を切られるどころか,むしろすがすがしくすらありました。
さらに本。本は捨てる捨てない云々の前に,まず「捨てる」という概念そのものがなかった。今回初めて本に手をつけることになり,わたしに本が捨てられるのかひやひやしていたが,意外にもあっさり手放せてしまいました。考えてみれば,読み返すほど好きな本というのは本当に少数で,あとは読み捨てられるくらいである。しかも本のほとんどが,万が一また必要になったとしても買い直せるものばかり。整理してみたら,本棚が「ベスト・オブ・ベスト」の状態になった。『片づけの魔法』にも「自分にとってときめく本だけが並んでいる本棚を想像してみてください。<中略>本好きの人間にとっては,これ以上ない幸せを感じることができるはずです」(122頁)とあったが,その通りでした。それからこんまり先生は未読(いわゆる「積ん読」),あるいは途中までしか読んでいない本も潔く捨てるべしとおっしゃるのだが,幸いわたしは積ん読とやらをほとんどしない活字中毒者なので,こちらはあまり関係なかった。
判断に困るのは専門書の類。一応研究者のはしくれ,ここには手をつけずにおいたのだが,忌々しいのはわざわざ発注して2万もかけて取り寄せた博論2点である。そのすぐ後に,大学図書館によるトライアルで博論の無料ダウンロードが始まったのであった。したがってまったくときめかない,それどころか見ていると心が荒れさえするのだが,それでも仕事道具は仕事道具なので,仕方がない,置いておいてやろう。2万円,まだ科研費も得ていない修士2年のわたしにはおそるべき大枚だったなぁ。つくづく今の身分がありがたい。研究がんばろう。