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花金

余暇

お昼のアイルランド語会話会(於コノリー・ブックス)は心配していたようなことはなく,大変温かく迎えていただいてうれしかった。いかんせんアイルランド語を話そうとする日本人などという珍獣が闖入してきたのだから当たり前かとも思うが,私の英語交じりの訥々としたアイルランド語に辛抱強く付き合ってくださったみなさまにはすでに足を向けて寝られない。
そのあとはテンプルバーの中東料理屋でファラフェルサンドの昼食を済ませたあと(おいしかったのでこれから毎週でも食べようと思う),言語学者兼詩人の先生との言語交換会へ。この交換会では私がアイルランド語を学び先生が日本語をしゃべっているので,先ほどの会話会はむしろその練習のようなものだったのだが,交換会自体も練習であることには違いなく,すると私は練習のために練習しているということになり,これを本末転倒といわずして何と言おう,しかし「練習のための練習」の甲斐あって,先生には「アイルランド語が上達しましたね,自然な会話ができている」と褒めていただいた。やったね。これまでアイルランド語は読めれば最低ラインで満足くらいに思っていたが,やはり言語はしゃべれてなんぼである。ともあれ今日も,私は小学生の日本語にも満たないようなアイルランド語で一生懸命しゃべり,先生は流暢な日本語でお話をした。日本語では先生に「そのもの/自身/自体」という表現をお教えし,さらに「寛ぐ/寛大/寛容」という言葉もお教えし,付け加えて「寛」という字は心や気持ちがひろびろとしている様を指すとてもいい漢字なのでよく人名に用いられるということもお伝えし,また「反実仮想」の表現について復習し,ついでに「よのなかにたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」の歌までお教えしたので,対価くらいのことは十分お返しした自信がある。
交換会のあとは,市中心に戻って学校のスポーツセンターへ。初めて泳いだが気持ちよかった。それにしてもワンピースの水着(用は競泳用)に水泳帽なんて,かれこれ15年ぶりくらいである。