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去年とかそんなレベルの最近

つれづれ

友人とLINEで話していたときに出た「去年とかそんなレベルの最近」という言葉が気に入ったらしくて頭にずっと残っている。話の内容自体は他愛もないというよりむしろしょうもないものだったのだが,年単位の経過って,確かに「最近」と言っていいものかどうかひっかかったりするものだ。私自身は歴史学を専攻しているせいなのか何なのか,年単位の出来事はほとんどが「最近」で括れるのだが。いややはり歴史学は別に考えた方がいいかもしれない。19世紀が「ずいぶん新しい時代」なのだから。
去年の7月に相次いで生まれた友人らのお嬢様たちは,もうすぐ1歳になる。そう考えると1年というのはやはり早いものだ。恐ろしいことでもあるが。私が日本に帰る(帰れる)頃,彼女たちはどこまで成長しているものだろうか。
話を戻して「去年とかそんなレベルの最近」,「とか」という曖昧さもたぶん好きな理由のひとつである。この,その場にありながら遠くから俯瞰するような時間感覚,イアン・マキューアンの小説に似ている。

On Chesil Beach

On Chesil Beach

感覚と言えば今日,外付けハードディスクをついに入手した。1TB。私が最初に使ったmp3プレーヤーの容量,単位はメガバイトだった。テラ,とは10の12乗を指すらしい。もはや体感でははかれないレベルに来てしまった。しかしテラバイトも懐かしく思える時はきっとすぐ来るのだろう。