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どんなもんだい成長しまくりだろう

「堂々たるYeahオリジナル」*1であればよいのだが,セミナー報告用のPPTと原稿がようやくひと段落ついた。原稿に関してはもうひと手直しふた手直し加えたいところだが,PPTはこれで十分でしょう。

そういえば最後の口頭発表からすでに1年ほど経っていて,学会なんて実に3年近く出ておらず(今書いて愕然とした),そもそも発表がどういうものだったかよくわからなくなりつつある。加えてこちらの口頭発表たるや,前回の記事に書いた通りで何の参考にもならない。そういうわけで,何がわかりやすい発表なのか,どういう論理構成にすればわかりやすくなるのか,そのために取捨選択すべき情報はどれか(これが一番難しい)など,今いちどよくよく考えなおさなければならなかった。今回えらく時間がかかってしまったのは主にこのせいである。

今回は扱えなかったが,いわゆる「理系女子」はヴィクトリア期末期にも存在しており,また彼女らが「モテる」という特徴も当時からしっかりあったようである。「モテる」というか,理系学問への関心を持つ女性が「珍しい」と見なされ,そこから男性に興味を持たれ,やがて恋愛・結婚へと発展する,といったような。現実社会でどうだったかまでは調べがついていないが,少なくとも小説やら雑誌にはそういうのが山ほど登場する。天文学者志望の女の子(といっても10代後半や20代くらいの)だとか,極地探検したい女の子だとか。そういう女の子が「珍しい」と見なされるというのはすなわち「理系学問は男性のもの」という価値観が支配していたことの証左であり,さらにその女の子が「モテる」というのは「男性のものをやる女の子=じゃじゃ馬」を馴らす,という意味も込められているような気が密かにしている。念のため言っておくと,だから男ってサイテー,とか言いたいわけではない。これはジェンダー史的にも非常に興味深い点であるうえ,市井の人びとと科学/学問との関わり方という点で科学史にも関係する可能性がある*2ので,この「理系女子」問題はいつか近いうちにしっかりやろうと思っている。つ,ついにこの私が,憧れの科学史に乗り込むときが来たかしら?

*1:今日のタイトルとともに,キスマイのデビュー前の曲『FIRE BEAT』の一節です。頭を激しく振り回す振付が特徴的。

*2:ちなみにこうした女性たちは,たとえその仕事に関わったとしても決して「プロ」にはならず,あくまでアマチュア的な域を出ない