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僕たちのリフレクション

パソコン修理について,東芝のサポートセンターからお返事があった。

  • 修理はした方がいい(やっぱりね)
  • 主な修理費用:キーボード:約9,000円前後/メイン基板:約78,000円前後/SSD:約47,000円前後(リカバリー費含む)/メモリ:約17,000円前後
    ベースカバー:約6,000円前後
  • これに部品代および修理技術料金12,600円、往復輸送費28,000円

予想をはるか超えて現実はかなりタフだ*1

でも,そんなこと言われても私ドシロートなので,「やっぱり修理やめて,状況見ながら使いまーす」という選択をする勇気がない。ましてこれから論文執筆に使おうとする状態で。きゃりーにも「いよいよ修理に出せないような時に壊れるよりは今の方がいいんじゃないですか」と言われたし。ちなみにアイルランドで修理するという選択肢は,ありません(きっぱり)。

さて今日は金曜夜のおたのしみ・RTEオーケストラの公演へ。演目は以下の通り。

ムソルグスキー『はげ山の一夜』

シベリウス ヴァイオリン協奏曲

プロコフィエフ 交響曲第6番

『はげ山』目当てに行った公演であり(タイトルもBare Mountainだった),そして『はげ山』はとてもよかったのだが,プロコにすっかり魅了されてしまった。プロコの男性的とも女性的ともつかない,またロシアものとも正統派西欧ともつかない,そして現代的とも古典的ともつかない不安定さにはもとより惹かれているのだが,この第6番はそれがとても強く表れている感じ。やはり危うい,目が離せない,油断ならないものに人は虜になるのですね*2。加えて大変態なことを書くと,オーケストレーションの中にピアノが組み込まれている編成に対して私は度し難い興奮を覚えるのである。ピアノがただの歯車に成り下がっているこの感じ。特にプロコの場合,ピアノをただの「音程付き打楽器」のように扱うこの感じ。ピアノを弾く人間として一瞬悔しくもあるのだが,しかし同時になんというか,「ええその通りでございます」という被虐的な感興まで呼び起こされ,それらの思いが錯綜して得も言われぬ感情に包まれるのである。これがたとえば同じプロコでも戦争ソナタだったり,あるいは私も前に弾いたハチャトゥリアントッカータだったりといったように,ピアノ独奏であったら単に(ってことはないが)「ピアノの多彩な音色を見事に表現」になって,理性的に知的に感動するだけなのだが。なんなんでしょうねこれ。私にもわからん。しかしこれを変態の泰斗きゃりーに話すと「それは絶対に書け」と言われたのでここに書くのである。

さらに変態の泰斗きゃりーから「絶対にやってみろ」と勧められていた「オーケストラ妄想」を今回試してみたのだが,なるほど楽しかった。単純に好みの男性(きゃりーの場合はジェンヌだが)にオーケストラで担当してほしい楽器をあてがうというもので,これをはじめて聞いたときは「オーケストラの楽器なんて,弦か管かでだいたい分かれるし,さらにその人が華やかか裏方向きかでほとんど決定できるじゃん」と言っていたのだが,いやいやそんなことはなかった。決定的な要素は演奏姿勢目線,これに尽きる。演奏姿勢が縦向き=伏し目がち(管のほとんどと打楽器)か横向き(弦のほとんどとたまにピアノとか)か,さらに指揮を見る目線が流し目気味(弦)か見上げ気味(管)か,これにもろもろの要素(楽器の色や音色,ソロの活躍具合など)を加えて決定されるのである。私はキスマイの中では横尾先生(メンバーの中では一番クラシック楽器が似合いそうなイメージ)とみやっち(案外学生オケにいてもおかしくない)で試みたのだが,

横尾先生:オーボエ

みやっち:ファゴット

に落ち着いた。

まず2人とも,伏し目がちな演奏姿勢から指揮者を見上げていただきたい。ついで具体的な楽器の選定だが,横尾先生の方はオーボエは繊細で剣のようなストイックさのある楽器(なのに音はとても美しい)だし,色も黒というのが彼に合っているように思う。みやっちの方はファゴットの赤茶色や音色がイメージにぴったりなのだが,その反面大きな楽器を抱え込むように弾く姿勢はとても男性的なので,友達に誘われて聴きに行った公演(これくらいのモチベーションが理想)で「あれ,こんなかっこよかったんだ」とときめくことができそうです。ああ,もうやめとこう。それにしても私はピアノレッスンで「オーケストラでいえばここは何の楽器が弾くところかな」と先生に聞かれたときいつも「えー,どんな楽器があるかわかりません……トランペット?」とか答えていたのに,切り口を変えれば泉のように溢れ出る楽器イメージ。やっぱり,私,ダメだ(はっきり気づいた)。

*1:嵐『One』所収『Yes? No?』より。あー,『ARASHIC』持って来ればよかった。

*2:ちなみに私は昔から「危なっかしくない」「ほっといても大丈夫」「安心」と言われ続けています。とほほ