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知りたくないことまで知ったとしても

1番が「フォ エー バーーー♪」で2番が「リ メン バーーー♪」であることをこの間初めて知ったくらいにわかりやすく『Luv Sick』ばかり聴いていたのだが,今更ようやく『Snow Domeの約束』を好きになった。PVの最初,ベンチに座って本を読んでいるみやが(そのあと笑顔でガヤに軽く手を挙げて挨拶するみやも含めて)なんといっても素晴らしい。最初見たとき,一瞬で画面に食らいついて*1しまったほど素晴らしい。あーまた見たくなってきた。みや,以前BUSAIKUでも「本を読む男性は素敵です」と言われていました。本当に,その通りです。男性のみなさまは,まずは本を小道具にしてくださるとそれだけでX割増しなのは間違いないと思う。でも小道具にする本はビジネス書とか自己啓発じゃなくて。欲を言えば東野圭吾とかでもなくて。あと『饗宴』とか目の前で読まれても困るかもしれないが。あとは何を読まれて困るだろう,たとえば『動物農場』?逆にプラス評価でいえば,『路上』とか『巨匠とマルガリータ*2なんていいのではないでしょうか?……やめよう。わかりやすく脱線している。

それにこの曲,「見上げた夜空 染める冬の星座 君が名前を教えてくれたよ でもあんまり耳に入らない 君を見ていたから」とか,歌詞から浮かぶ情景も素敵です。前に書いた『キミとのキセキ』もそうなのだが,キスマイの歌は全体にこう横並びの目線というか,「2人で同じものを見ている」とか「なにかを夢中で見つめている彼女を隣で優しく見つめる/見守る彼氏」とかそういう情景を歌ったものが多くて,それがたぶん好きな理由のひとつでもある。さらに,それを言うなら冒頭「僕は君を知ってる そんな風に言えたらいいな」の謙虚さもいい*3。そういうわけで,最近の懸念は部屋で,しかも「僕の想いは(想いは) 溶けはしないよ(しないよ)」とか,4人のコーラス部分まで含めて口ずさんでいるのがハウスメイトに聞こえていないかということである。さすがに「フォ エー バー――♪」は自覚があるのでちょっと音量を絞り気味にしている(が,聞こえていたらどうしよう)。

さて,またしてもいきなり滔々とくだらないことを書いてしまったが,今日は一日ゆっくり学会の準備をしていた。してしまった,と言った方が近いかもしれない。パワポを直したり,原稿を加筆訂正したり,などなど。リムリック行きのバスも予約した。やっぱりもう日帰りでもいい気がしてきた。1泊するだけで荷物が膨れ上がる。前にも書いた通り,今週末・来週末と学会が連続していて,来週末のは「国際女性デー」を記念したものなのだが,「国際女性デー」と言えば今日ひとつメールが来ていた。大学の院生向けメーリングリストだったのだが,来週はその国際女性デーに合わせて"International Women's Week"となる。その行事の一環として,「Women and Leadership Breakfast with VP Jane Ohlmeyer」というものを発見した。ジェイン・オールマイヤー先生というのは近世アイルランドをご専門にしていらっしゃる歴史学科の先生で,上に書いてある通り副学長(Vice Provost)も務めていらっしゃる,平たく言えばとてもやり手な方である。そんな先生を囲み,「女性とリーダーシップ朝食会」。泣く子も黙る感じである。興味本位というか怖いもの見たさで参加したくすらなってきた。

*1:文字通り,ではないのでご安心ください。

*2:内容は同じ体制批判でも,『動物農場』を読む男性と『巨匠とマルガリータ』を読む男性とではずいぶん印象が違い,またそれが自分もひそかに想いを寄せる男性だった場合の印象とくればそれはもう。でもオーウェルがダメなわけではなくて,たとえば同じオーウェルなら『象を撃つ』とかだったらもう,考えただけでわくわくする。ってこれ,果たしてわかってくださる方はいらっしゃるんだろうか?

*3:そう,人なんてそんなに簡単には知れないんです。友達だろうと恋人だろうと家族だろうと。人とうまくやっていくにはまず「言わなくてもわかってほしい/くれる」の幻想を捨てることだ,というのが昔から持論です。