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先を急いでる野心

5時起きで7時半のバスに乗り,3時間超かけてリムリックへ。Mary Immaculate Collegeで開催された,IHSA(Irish History Students' Association)の年次総会で報告してきました。

道中関ジャニの『キング オブ 男!』が聴きたくて仕方なかったのに*1,音源が手に入らない私はそれができず指をくわえ(て,キスマイの『Everybody go』を選曲す)る。こちらにいて心から思うことだが,ジャニーズは音楽のデジタル配信を真剣に検討してくださらないだろうか。不正利用の懸念とかもあるのはわかるが,海外ファンの開拓と保持のためにはぜひとも必要な一歩だと思うのだが。

着いたら10時半過ぎで,私の出番までまだまだ時間がある。ので,ちょっとリムリックを観光。ミルクマーケットへ。

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なんかすごくかわいかった。私学会の前だよなぁ,しかも発表するんだよなぁ,と思いつつうろうろし,パイをひとつ購入。

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そのあとは適当に時間をつぶし,よさそうだと思って入ったカフェが全然よくなくてがっかりしたりしつつ*2,発表時間の1時間ほど前に会場入り。Mary Immaculate College(教師養成を旨とした大学らしい)は想像していたよりもずっとモダンな建物でした。で,件のカフェで特においしくないポーチドエッグとトーストのセットを食べたはずなのに,会場に入ったらちょうどランチタイムでサンドイッチとスープが供されていたのを見てまた食べる。おいしかった。

発表はまた特に滞りなく終えられたのだが,やはり今回も質問が出ない。司会の先生がたまりかねて質問を出してくださったのと*3,チーム・トリニティとして応援に来てくれたジェロームが会話の流れでひとつ質問してくれたくらいで。なぜだろう?そんなに私の研究は自己完結しているだろうか?前にも書いたと思うが,研究報告はよい質問とコメントを得て初めて成功と言えると思っているので,今回も点数をつけるとしたら60点くらいな気がする。今回の報告は,去年指導教官と一緒に書いた共著論文から派生したものなのだが,来週指導教官がセミナーでその論文について報告するそうなので,それを見て参考にしようと思う。

ただ,終わった後の休憩時間に,アメリカ人の学部生の男の子がわざわざ私のところに寄ってきてくれて,「聞きに来ただけなんですけど,聞いた中で一番よかったです」と言ってくれたのは特筆すべきうれしいことであった。それからやっぱり,チーム・トリニティが応援に来てくれたのがとてもうれしかった。来てくれたのは前述のジェロームとエリーだったが,彼らは一度同じ内容の報告を(私がキスマイロゴを大写しにした)セミナーで聞いたはずなのにもかかわらずまた来てくれた。テーマ的に全然関係ないから,純粋に応援に来てくれたのだと思う。PhDは孤独な営みだと言うが,幸いにして私は孤独を感じたことがない。心優しい友人と指導教官に恵まれたのは本当に幸せだったと思う。

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報告が終わったらもう16時頃で,これからハント博物館を見に行くのもちょっと忙しいし,と思い,フランク・マコート博物館(閉館済み)を外から見てピープルズ・パークを少し歩いてから帰ることにした。フランク・マコート博物館は『アンジェラの灰』にも出てくるマコートが実際に通っていた学校を使っているらしいのだが,いかにもアイルランドのナショナル・スクールな陰鬱さが漂う建物で,やっぱり見てよかったと思えた。

帰りも3時間半かけてダブリンに帰ってきたのだが(本日の総移動時間7時間,それにバスステーションまでの行き帰りを足すと実に9時間近い),帰ってみると,あらま,仁がジャニーズを退社している。まぁそのうちそうなるとは思っていたので,特に驚きはしなかったが。困るのは私の録画エージェントを務めてくれている,今もメイサを目の敵にするほどかつて熱狂的赤西担であった妹に,このタイミングでシルシルミシルSP(千賀・みや出演)の録画を頼まなければならないことである。今回はもしかして諦めた方がいいだろうか……。

*1:ほら「先を急いでる野心」とか「夢をつかむまで止まんじゃねえ」とか,学会へ向かうにはぴったりじゃないですか。私は女ですけども。

*2:ちなみにそこでWi-fiにつないで初めてわかったのだが,私アブストで「こんなことやります」と書いてあることのひとつを発表原稿に反映し忘れていた。あわててそこで書き足した。ふー

*3:しかも,質問していただいたのにこんなことを言うのはあれだが,その質問もいかにも苦心して作ってくださった感じだった。