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千年待ち続けた

昔からそうなのだが,「公言」するとすぐさま広がり,そしてよく存じ上げない方にも「嵐が好きな」もしくは「キスマイが好きな」舞さん,として認識される。初対面の方から「ああ,嵐/キスマイ/ジャニーズがお好きな」と面と向かって言われるのはなかなかの羞恥である。誇りに思わなければならないところであるが,いや,人間そう単純にはできていない。それに私の方でも「カミングアウト」のタイミングというものがあって,人と仲良くなったらそれを微調整しながら計っているので,いきなり私の最深部のアイデンティティにあたる(と自分では思っている)部分に踏み込んでこられると結構戸惑う。とはいえ,最初から「こいつはこういう奴だ」と思っておいてもらえるのは,それはそれで楽でもあるので,なかなか難しいところですね。面倒くさい話なのは重々承知しております。私と同じ類のみなさまは,そのあたりどうなさっているのだろう。

本日はアイルランド語の授業のあと,枢機卿の伝記を買って帰った。その伝記は17ユーロ強だったのだが,レジのお兄さんが気を利かせて店のカードに2つスタンプを押してくれた*1。我ながら地味な日であった。しかしその枢機卿の伝記を手にした私の高揚といったらデート前日に準ずるものがあり(これ以上言ったら可哀想な女(28)みたいなのでここで強制的に筆を擱きますが,私は実際,自分の研究を嵐やキスマイと同じくらい愛しています)

*1:このお店のスタンプは10ユーロにつき1個で,10個ためると10ユーロ分の金券として使えるというなかなかお得なもの。ちなみにこのお店はHodges Figgisといって,ジョイスの『ユリシーズ』にも出てくる大変由緒正しい,さしずめ日本でいうところの紀伊国屋みたいな本屋です。