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Sweet disposition

恐ろしいイベント,Postgrad ballの日がついにやってきた。

思えば今日は朝から散々だった。パーティーに一緒に行くはずだったメアリーに当夜はどのようにするかとメッセージを送っていたのだが,そのお返事が朝届いて,なんでもパーティー本体には出ないという。「アフターで会おう」とのことだったが,いやいやアフターなんて出るつもりはさらさらなかった*1。呆然。会場でひとりになることはどうしても避けたい。一緒に行くと言っていた他のメンバーはパーティーに繰り出す前に集まると言っていたので,急遽いうなれば「プレ・パーティー」のホステス役であるフヌラに「私も行っていい!?」と連絡。フヌラは快諾してくれた。フヌラ優しい。

15時頃からわいわい髪のセットなどして(きゃりーありがとう),18時半の約束をめがけて大学のフヌラの寮へ。パーティーは20時からなので,19時半ごろみんなでフヌラ宅を出て会場のグレシャムホテル*2へ。グレシャム,エントランスくらいしか入ったことはなかったが,さすがに中は立派だった。シャンパンレセプションを経て*3,いよいよバンケット・ルームへ。宴の始まりである。

英 語 !!

いや,もうこれしか言えることはない。英語に全っ然ついていけない。そもそも会場はかしましいのに,それに加えて友人らの話す超速の,しかも(おそらく)砕けている英語。もう絶望通り越して諦念ですよね。早々にあきらめてディナーつついていました。あ,そうそう,ディナーは3コースで,もちろんきちんと着席するタイプでした。スターターが野菜スープ,メインが詰め物をしたチキンのロースト,デザートがベイリーズのチーズケーキ。どれもおいしかったが,ホテルで食べる食事というよりももうちょっと素朴な感じがした。まぁ,グレシャムレベルで45ユーロですからね。そんな大層なものは出ないのだろうけど。

23時過ぎにアナウンスが入り,そろそろアフター会場へ移動してくれとのことだったので,そのタイミングでそそくさと抜けて帰ってきた。いやぁ,疲れた。あれは本当に試練だった。留学して2年も経つのに情けない……という気持ちもあるにはあるが,いや,あれは,無理ですよおそらく。たぶん私は結構最高ランクの難易度の英会話がなされる場にいたと思うのだ。無理に話を合わせようとしてもたぶん挙動不審になるし,せめてゆったり(装いながら)ご飯を食べられていただけでもいいとしなければ。

思い出深かったのは途中,BGMで流れていたのがSweet Dispositionだったこと。

これ,映画の中では相当切ない(というか,胸が痛い)シーンで用いられていた曲なので,もしや,浮かれた学生たち(特に男子諸君)に過去の手痛い失恋を思い出させて,華やかな宴の最中にほろ苦い気分にさせるDJの悪意ある演出かと思ってしまった。

*1:余談だが他のメンバーの会話をFacebookメッセンジャー上で見ても,みんなアフターに行く前提で話が進んでいる。どういうことだ。院生パーティーじゃないのか。院生ってアフターするのか。そもそも院生ってパーティーするのか。

*2:アイルランド屈指の最高級かつ老舗ホテル!

*3:ここらへんからもう私はあっけにとられていたのだが,みなさんものすごい気合いの入った着飾り様。ロングドレスが次から次へ。い,院生の方ですよね……?日本ではチャラチャラした格好ばかりしているとして悪名高かったらしい私もさすがにびっくりであった。