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「シーシャは何を吸うかではなく,誰と吸うかが大切である」

考えたがTAにはやはり応募することにし,アイルランド語に行ったついでに提出してきた。そしてそのあと,トリニティに来ていたきゃりーと正門で待ち合わせて,リフィー河岸のカフェへ。とはいえ私の目的はお茶ではなかった。

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シーシャ!シーシャがやりたかったの私は!

 あれは4年前の同じ時期*1,私は盟友みぽりんに連れられてシリア料理屋で初めてシーシャに興じたのである。あの楽しい思い出。イケメンなシリア人店員。おいしいシリア料理。日本人ベリーダンサー。そしてベリーダンサーに連れ出されて踊らされた苦い記憶。すべてが懐かしい。それからというもの私は一日たりとも「水たばこ」のことを忘れたことはなかった。そして今私は欧州にいる。日本よりよほどシーシャはやりやすいはずである。現にシーシャカフェは町中に多くある。しかし日本人女性がひとりで行くのはちょっと怖い。考えてきゃりーを誘うことにしたのである。きゃりーは「行きたい!」と言いつつも,「でもなんでシーシャなんですか」といぶかることを忘れなかった。「いや,4年前にやったんだけど楽しくてまたやりたくて」「4年前のことがまだ忘れられないんですか!中毒性高いじゃないですか!」このように立つ瀬がなくなりながらも,見つけたシーシャのできるカフェTea Gardenがなんかちょっとよさげだったこともあり,結局ついてきてくれることになった。

シーシャができるなんて言うとちょっと怪しげな店を想像しそうだが,このお店はアジアンテイストで座敷席がメインであり,またその名の通りお茶が豊富に取り揃えられていて,普通に女性が好きそうなお店であった。私たちはきゃりーがポットのお茶を注文し(今回はネパールのお茶にした),私がシーシャを頼んで,"Shisha with hot tea"の組み合わせにした。この組み合わせにするとシーシャの値段が3ユーロ安くなるというシステムなのである。どうしてもお茶を飲ませたいらしい。

シーシャはバナナとチェリーの組み合わせにした。最初こそ「うわ,これは確かにバナナチェリー!」という感じだったものの,すぐに慣れておいしく愛煙した。ここのお店のシーシャはとにかくニコチンフリー・タールフリー・タバコフリーにこだわっているらしく,メニューの"Basic history of shisha"のページは1ページを割いて「cigarette smokingとshishaがどのように異なるか」「cigarette smokingよりshishaの方がなぜすぐれているか」について,やや,いやかなり主観的に記述してあり,かなりおもしろかった。要はシーシャは紙たばこのようにイライラしながらすぐに火をつけて消費するものではなく,ゆっくり時間をかけて味わうので「物事をゆっくり考える」人向けのものであるそうだ。

きゃりーはシーシャこそひとくちふたくちくらいしか吸わなかったものの,シーシャパイプのデザインにいたく惹かれたようで,しきりに購入したいと言っていた。帰宅してからすぐに調べていたのだが,それを見ていると案の定私も欲しくなり,……ひとそろい購入してしまいました。とはいえAmazon.ukは法外な送料を要求してきたので,少しでも安いところを探してebayですべて購入。シーシャパイプ,チャコール,フレイバー(何をとち狂ったか「エクスタシー」味なんて買ってしまったのですけど,これ,あの高名なムスクのお香ですよね?まさか「危険ドラッグ」系のじゃないよね?),すべてそろえました。あとはイスラエルより届くのを待つのみ。あああああわくわくする。

そして帰宅してからもうひとつ,メールを開いたら現在サンパウロにいる指導教官からメールが入っていて,どうも今年はTAやらなくてもいいんじゃないか(=執筆に専念しなさい)という考えであるらしい。これを受けて慌ててTA応募を取り仕切っている先生にメールを出し,実はこういう理由で指導教官のメールと私の提出が入れ違いになってしまった,やはり応募は取り下げさせてください,とお願いしておいた。結局決めきれずに応募したようなものだったので,先生にこうはっきり言ってもらえて決心がついた。収入減などあてにせず,背水の陣で執筆した方がよさそうですね。シーシャ吸いつつ。楽しみー!楽しみー!(もう禁断症状が出ている気すらする)

*1:ちなみにこの日もアイルランド語教室の後だったようである。アイルランド語からシーシャへの流れはもう運命づけられているのか?