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マジデヒトメボレ

先週体調が悪くてキャンセルしたので,一週間ぶりにアレクサンドラ・カレッジへ。とはいえ今日は,先々週追われるように収集した史料を確認したりするのに宛てようと思っていたので,割とゆったりめ,になるはずであった。しかしいつもの悪い癖である「どうせ行くのなら」思考が現れ,結果,学生登録簿をしらみつぶしに参照してサークルの会員の入学年を調べるという果てしのない作業を始めてしまった。髪までくくって。

ただこれ,果てしのない作業ではあったけれども,思ったより楽しい作業ではあった。とはいえ,書けることは精々2行くらいにしかならない気がするので,ある程度までやったらやめておいた。そういえばこちらに来てすぐの頃,「史料調査をしてみて,それが使い物にならないかもしれないということに薄々気づき始めたら,どのあたりで見切りをつければいいのか」という問題に悩んでいた覚えがあるが,知らず知らずのうちに取捨選択できるようになってきたらしい。

今日が終わったらしばらくの間はこの図書館にお世話になることもなさそうなので,よくしてくれた司書のエイリーンにレオニダスのチョコレート(前,別の女子校の文書館のアーキヴィストさんたちにも差し上げた私の定番お礼)を差し上げ,加えて遠藤周作『沈黙』の英語版を寄贈してきた。

Silence (Peter Owen Modern Classics)

Silence (Peter Owen Modern Classics)

  • 作者: Shusaku Endo,Martin Scorsese,William Johnston
  • 出版社/メーカー: Peter Owen Publishers
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: ペーパーバック
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 このポップでキッチュな装丁はあまり好きではなかったのだが,贅沢は言っていられない。ちなみに今他の装丁を見てみると,多くのパターンにおいてこのように「沈黙」あるいは「黙」という漢字を大きくあしらうようだ。こちらの人にとっては漢字がクールだと映るのもあるかもしれないが,神の沈黙の重々しさというこの本の主題を考えれば,こうしたテーマの装丁はとてもいいもののように思える。

エイリーンと少し日本の話をしたのだが,彼女は日本に滞在している間日本のドラマにハマっていて,特に『ビーチボーイズ』が大好きだったらしい。「私,タカシ・ソリマチがすごく好きだったんだけど,彼まだ人気ある?」と聞かれたので反町隆史は健在であると伝え,なんだったらアイルランドからファンレターを出せばいいと伝えておいた。ちなみに私はあるボーイズバンドに入れ込んでいてこっちからファンレター出したこともありますよ,と言ってみてふと気づいた。もしかしたらそのへんの事情もご存知ではないかこの方。と思って「ジャニーズってご存知ですか?」と聞いてみると,知ってた。そこから私の独壇場となったのは言うまでもない。いやー,初めてこっちの人とジャニーズの話をした。ただし彼女の知識はSMAP止まりだったので*1,キスマイはご存知なかった(ジャニーズJr.という集団についてはご存知だった)。余談だがキスマイを説明するとき私はもちろん「ケスマイフットゥー」気味の発音になった。こんなに「いい発音」でキスマイの名を呼んだのは初めてである。

*1:そりゃ確かに,月9目当てで英会話教室講師のバイトから急いで帰っていたというくらいだから,月9の後はスマスマ見てるだろう。