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ノスタルジックサンデー

日曜だから録画していたテレビ番組を見ようと楽しみにしていたのに,インターネットの不具合。『マザー・ゲーム』も『天皇の料理番』も『KAT-TUNの世界一タメになる旅』も見られない。しかし私はドラマを欲していたのである。オフラインで得られるドラマ,それは読書に他ならない。そして選んだのがこちら。

Never Let Me Go (English Edition)

Never Let Me Go (English Edition)

 

私のバカ!

しかしこのところ日曜日にはこういうテイストのものばかり読んでいて,たいてい17時頃にはノスタルジックな感傷に駆られている。ちなみに今,ルースとトミーとキャシーの3人はコテージにいて,もうこの先辛いことしか起こらないのに,読まずにいられない。西加奈子が言っていた。「カズオ・イシグロを読むとギンギンになる」と。私もそれは知っている。よくよく知っている。そもそもNever Let Me Go自体,読むのが初めてであるわけではない。なのになんで読み始めてしまったのだろうか。バカ!さらに愚かしいことには,「ちょっと気分転換用」に,院生室の机の上には『私たちが孤児だったころ』を置いてある。幸い,最近忙しくてこの本は登場して来ないのだが,そもそもこれが気分転換になるわけがない。持って帰ってこよう。

そして読書中に小バエが飛んできたので何気なくつぶしたのだが,なんだかもう虚しさが募る一方であった。ああ,『城之崎にて』でも読もうかしら。

ところで,今日で5月も終わるわけなのだが,この5月をもってこの日記を10年も書いていることになるようです。ただのくだらない日記で,別にテーマを決めて書いているわけでもないのに,楽しみにしてくださっている方も多いようで,本当にありがたいことです。今後とも細々と書いてまいりますので,なにとぞよろしくお願いいたします。あ,博士論文は細々とではなく,鋭意,血を吐くような思いで書き進めております。