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君と追いかけてゆける風が好きだよ

今日もいつも通り院生室で粛々と執筆していたら,18時頃に同期のジェロームがメアリーに話しかけている。よくは聞こえなかったが,"shall we"とか聞こえるところからして,ごはんでも一緒に食べようと言っているのだろう。私はその時点で今日の目標達成まであと400語ほどを余していたため,聞こえないふりをして執筆をつづけることにした。しかしそうは問屋が卸さないのである。"Mai" "Yeah" "Pint?" "PINT?! from now!?" てっきりごはんだとばかり思っていたが,私はアイルランドを甘く見ていた。

あー,ごめん,書かなきゃ,と一旦は断ったものの,そういえば同期飲みもひさしくやっていないので非常に魅力的である。妥協案として,あと200語書いたら遅れて参加することにした。私と同じくらいに,冬に博論を提出したエーリッシュ*1も加わって4人で飲んだのだが,それはそれは楽しかった。それは私だけというわけでもなかったらしく,みんな始終「これもっと定期的にやろうよ」と言っていた。飲み会後,私は院生室に戻り,残りのノルマをこなしてから家に帰った。というわけで,執筆中に1杯ひっかけ(正確に言うと2杯なのだが),また執筆に戻るという,なんともアイルランドの大学院生らしいことをやってしまった。いや,すごく楽しかったのだけど。そして真面目にも,そうかこうして突然飲みが入ったりして,しかも行きたくなる可能性が高いのであれば,普段からもっと前倒しでやるようにしないとな,と思ったのだった。しかし私は本当に,同期に恵まれたものだと思う。つくづくそう思う。帰り道に『勇気100%』を聴いていて,「君と追いかけてゆける風が好きだよ」のくだりで泣きそうになった(酔っぱらい)。

*1:彼女は同期ではないのだが,指導教官が同じ