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29の女の部屋はいかにあるべきか?

昨日書いた通り,私は最近自宅で作業している。自宅で作業するために必要なもの,それは何よりもまず快適な空間である。そういうわけで,必要以上に部屋を散らかさないよう,最近はいつも以上に気を遣っている。

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しかし,実は3日前くらいから気づいていたのだが,この部屋,29の女が住むにはガーリーすぎるかもしれない。というか私,こんなにピンク好きだったっけ。ちなみに,枕元に干してあるのはパーカーです。写真を撮るのなら退けようと思ったのだが,半乾きだったのでやむなく放置しました。別にオシャレ部屋に見せたくて撮っているわけでもないし(憎まれ口)。

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たいていの場合,部屋のイメージはカーテンとベッドカバーによって大きく左右される。私の使っているベッドカバーはこれ,泣く子も黙るメルヘン&ガーリーの総本山,ローラ・アシュレイの,しかも「キッズルーム」という子供部屋用のシリーズである。妖精の刺繍がかわいいだろう。ちなみにピアノの足元に転がっているのは,これまた泣く子も黙るジェラート・ピケのルームシューズで,友達がプレゼントしてくれたもの。片方ひっくり返っていることに気づかなかった。痛恨の極みである。

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ちなみに妖精はベッドカバーにとどまらない。枕元(のラジエーター)にもクリスマスオーナメントやらをいろいろぶら下げてある。左から順に,ベルリンのクリスマスマーケットで買った太った妖精(これ日本にどうやって持って帰ろう),年初のJohnny's world(通称「ジャニワ」)で買ったグッズのパスケース,友人からストラスブール土産にもらった陶器のハートと,アイルランドの大手スーパーDunnesで買ったバレリーナのオーナメント(重ねて飾ってある)である。かわいいだろう。

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しかし私の一番のお気に入りはこれ,ベッドサイドランプに吊るしてある,ベルリンで買った豆のオーナメントである。ベルリンへは2012年に,当時留学していらした先輩を訪ねて遊びに行き,先輩のお宅に泊まらせていただいていたのだが,そのとき奥様がお持ちだったこのオーナメントに一目惚れしたのだった。そして,私も絶対に欲しいからその店に連れて行ってくださいと懇願して連れて行っていただいたのである。ちなみにこの豆3兄弟,キャーキャーはしゃぐ私と奥様をよそに,先輩は「『ベルセルク』の世界観」と評していらした。ベルセルクって豆の漫画なんですか?

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しかしベッドサイドにユースキンが常備してあるあたり,やはり29の女であるかもしれない。

f:id:Mephistopheles:20150909122957j:plain机。棚が少々ゴチャついていますが,まあ棚なのである程度は仕方ない(あと足元のコード類の混雑ぶりも,いかにも電気のこと知らなさそうで恥ずかしい)。ドレッサー兼用だし。正面がマグネットボードになっているので,こうしてホワイトボードを貼れたり,半澤暁くんの写真を貼れたりする。ちなみにホワイトボードはとても便利なので,まだお使いでないみなさまにはぜひおすすめしたい。100円均一で買えるよ。

しかし,こうして写真を撮って客観的に眺めてみて思ったが,やはり,せめて気分を変えるためのスタイリッシュなベッドカバーくらいあってもいいかもしれない。ローラ・アシュレイのベッドカバーセット(と毛布)は22歳だったかの誕生日に叔母が買ってくれたもので,東京でもずっと使っていたし,こちらにもわざわざ持参するほど気に入っているのだが,しかしなんといっても,私はもう29歳である。

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というわけで,近々このポピー柄でも買ってみようかしらと思っている。しかしもちろん刺繍ではなくてプリントなので,ものによっては安っぽいかもしれない。今度見に行こう。ポピーというところが阿片を彷彿とさせるので,19世紀ブリテンの歴史を研究している人間にはとても親しみがある(いろいろとおかしいだろうが,放っておいてください)。

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最初この蘭柄なんていいわねと思ったのだが,蘭のプリントってそれこそ安っぽい気がする。

しかしこうしてみると,適度にスタイリッシュでかつ華やかな,そこで眠る女性はさぞかし美しく気品がありしかも知的なのだろうと錯覚させるようなベッドカバーって,そうそうないものだ。世の20代後半女性,特に28歳より上くらいの女性はどういうものをお使いなのだろうか。インテリアブログでも徘徊してみようかしら。うーん。