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community of knowledge

昨日の記事に関して,心優しい方からaskでご助言いただきました。ありがとうございます。公開は不要とのことでしたので,こちらでお礼申し上げます。時々この日記の感想等を「返信不要です」とaskでくださる方がいらっしゃるのですが,せっかくなら残しておきたいので,この日記の右サイドバーにあるメールフォームからお送りいただければ幸甚に存じます。ちなみに,もし本当に学位を取らなければならないとしたら,4月までに口頭試問を終えておかなければならないだろうとのことで,だとすると遅くとも1月には提出しなければならないことになり,さすがにそれはどう考えても無理なので,きっぱり諦めがつきました。やっぱり,来年の9月までは粘って博論を書きます。

とか言いつつ,今日はメイヌース大学で開かれた科学技術史の学会に遊びに行ってきた。メイヌース(発音的には「メヌース」の方が近い)はダブリンのお隣キルデア州にある小さな町で,小さな町らしく"Dentist & Accountant"とかいうやりたい放題の事務所があったり,"Pizza Napoli"といういかにも地方なネーミングの店があったりするのが微笑ましいが,メイヌース大学は古くは修道院学校だった歴史を持つ,立派なアイルランド国立大学(National University of Ireland)のひとつである。

私の発表内容は「博論が終わったらやりたいこと」のほんの一部を切り取って出したようなもので,普通に知られている内容をまとめたにすぎないような代物だが,とりあえず,私の英語もずいぶんうまくなったものだと安心した。大変低レベルだが,まずはそれが第一である。思えばこちらで博士をやっている間,これを含めて計6回学会報告をしたが,そのうち直接博論に関係する発表は2回だけである。あとはすべて,友人たちが言うところの「サイドプロジェクト」に関わるものである。博論のかたわら「副業」もやるなんて何やってんだと言われそうだが,だって,かっこいいじゃないですか,「サイドプロジェクト」。やってみたいじゃないですか。三つ子の魂百までとはよく言ったもので,人のやることを真似したがるのは幼稚園の頃から今までずっと変わらないのだが(ピアノを始めたのも人の真似である),特にこちらに来てから,真似をしたくなる友人たちが揃いも揃ってハイレベルな人材であることは幸福なことである。

自分の発表は16時半からのパネルだったのだが,耳学問をしようと思って朝から出かけており,21時過ぎにようやく帰ってきたので,今日は滅法疲れた。ダブリンでバスを降りたときどっと疲れが押し寄せてきたのだが,帰ってきて心底ほっとするくらいには,ダブリンに愛着を感じているようである。