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帰国を控えて

昨日は風邪をひいているにも関わらず,暴風雨の中を飲み会に繰り出したということはすでに書いた。それでもまだ,着くまでは「サンペレグリノとか,ファンタとか,とにかくノンアルコールで乗り切ろう」という最後の良心を持ち合わせていたのだが,それも暴風雨の中を歩くなどというストレスフルな経験によって崩れ,ええい飲まずにいられるか!とこちらでも大流行しているクラフトビールを,しかも2パイントも飲んで意気揚々と帰宅したのである。それらを鑑みて,今日はもう風邪の悪化は免れえないことを覚悟していた。起床したら鼻詰まりと喉の痛み,それに体の節々が痛いくらいは,楽しかった昨夜の代償に引き受けなければと思っていたのだが,いざ起床してみると,あれ,何もない。それどころか回復している。もしかしてこれがあれか,俗に言うアルコール消毒というやつか!と,思いっきり間違った結論に達した。さすが,呑んだくれ大国アイルランドで4年も過ごしただけのことはある。なんせここは,風邪をひいたらホットウィスキーを飲めという国である。

ただ,今日は一応安全運転モードということで,家でできることをして過ごすことにした。さらに,気がついたら帰国する日までちょうど10日である。そろそろ冷蔵庫の中の食材を片づけることを考えなければならない。そう思って,冷蔵庫の中身と冷凍庫の中身と相談し,カレーを作った。これで冷凍していた豚肉1パックと,2本だけ残っていた人参,それにジャガイモがきれいに片づいた。一人暮らしを始めてもう10年以上になると,長く家を空ける前に計画的に食べ物を消費するスキルが向上する。これに関してはいわゆる「プロ彼女」にも負けないレベルであるとの自負がある。

今回はいつもより少し長く帰国することになっているのだが,その間何もしないのはさすがに不安なので,帰国している間何をするか,そのために何を持ち帰るかなど,そういうこともいろいろ計画しなければならない。あと,そろそろおみやげを買い始めなければならないが,そのためにも東京滞在中誰に会うかを早く確定させなければならない。いつものことではあるが,帰国直前の10日間は飛ぶように過ぎるので,たぶん今回も,気がついたら飛行機に乗っているだろう。

と,ウィスキーのお湯割りを飲みながら書いている。みなさまお察しの通り,冒頭にホットウィスキーの話など出したために,飲みたくなった次第である。アイリッシュウィスキーは非常にすっきりしていて,初心者にも飲みやすい。日本ではスコッチが主流な印象があるし,日本のウィスキーもスコッチに近いように思うが,アイリッシュもおすすめです。最近ではインターネット通販が非常に行き届いているため,楽天市場などで非常に多くの銘柄を,しかもこちらで買うのと同じかもっと安いくらいの価格で手に入れることができる。とりあえず,帰国後のウィスキーの心配はしなくてよさそうである。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

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 いわゆる「ハルキスト」ではないのだが,こちらのエッセイはとてもよかったです。