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今後半年間の目標

今日,私は『GUTS!』を聴きながら学校に向かって歩いていた。そしてふと私の帰国後の予定のひとつが高校で教鞭をとることであることに思い至り,研究者が高校教員に転身するって,もはや『弱くても勝てます』の世界じゃないか……ニノじゃないか……と思わずニヤニヤした。しかしそれとほぼ時を同じくして,ドラマ放映当初,ニノ演じる田茂青志教諭が東大時代に所属していた研究室が理学部生物学科であるとの設定を知り,即座に理学部生物学科出身の友人に連絡を取って君の研究室にニノかそれらしい人はいなかったかと尋ねたところ,*1「おお!いるいる!」と言われ,「マジか!写真見せて!」と小躍りするも,送られてきた写真を見てすぐさま「……お前にはこの人物が二宮和也に見えるのか」と返事をする羽目になった苦い記憶が蘇った。世知辛い世の中である。

さて,数日私は風邪で臥せっていたのだが,その間私は手持ち無沙汰に悶々と「帰国後の予定」*2について考えていた。そして,ふと翻って「じゃあ帰国の前は?(=あと半年間の過ごし方は)」と考えると,あれ,何も思い浮かばない。もちろん博論の完成が大前提としてあるにはあるのだが,なんかヴィジョンが漠然としていて,全然具体的ではない。それこそ,帰国後に思い描いているような,高校で教鞭を執るだとか,そういう目標の半分も具体的ではない。これに気づいた時にはもう,大いに反省しました。今後半年間の予定も具体的に考えられていないのに,何が帰国後の予定かと。ロングスパンで目標を立てることも大切だろうが,目の前にあるものにきちんと向き合えていないのにその先の夢ばかり描いても,そりゃ片手落ちになりますよね。博論の推敲もなんだかふわふわとして,手がつけられているようないないような,だったのはここに問題があったのかもしれないと思った。

これ,昔から私の悪い癖である。たとえばピアノでも,「次」を弾くことを考えすぎて,フレーズの終わりの処理が雑だとか,よく言われていた。でも,新しいことをきちんと始めるためには,その前の物事をきちんと終えなければなりませんよね。特に私の場合は,それが博士論文という,長い長い学生時代を締めくくるものであるとともに,研究者人生を本格的にスタートさせるものでもあるにも関わらず,その先を考えることばかりに浮ついて,知らず知らず大事なものをおろそかにしようとしていたのかもしれないと,ようやく気づきました。迂闊でした。

なので,今後半年間の目標は何よりもまず,「きちんと終わらせる」ことに置きたいと思います。博士論文と,そして長かった学生時代を。そのための短期的かつ具体的な目標は,その都度,1週間単位と2週間単位と1ヶ月単位くらいで考えることにしたいと思います。

*1:これを「論理飛躍」と言います。

*2:

mephistopheles.hatenablog.com