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赤文字系読者の感慨

徳澤直子が再婚したとのニュースを見た。1週間前には神戸蘭子が妊娠したとのニュースも見た。なんだかいろいろ感慨深かった。どちらのニュースもしみじみ,よかったなあ,と思った。

感慨深い理由は2つある。1つは,2人ともそれなりの「試練」を乗り越えて幸せになっているからだ。徳澤はbastard西岡との離婚を,神戸は多嚢胞性卵巣症候群を,それぞれ乗り越えている。こういう話を聞いて他人事とは思えないあたり,女だなあと思う。多嚢胞性卵巣症候群は私も患っているから,文字通り他人事ではない。釈由美子と神戸は私たちの希望の星である。

それからもう1つの理由は,私は高校生の頃,彼女らがモデルとして出ているファッション雑誌をよく読んでいたからだ。女子高生が読むものといえば当時は『SEVENTEEN』であり,友人らはみな鈴木えみに私淑していたが,私は主に『JJ』,たまに『CanCam』を読んでいた。理由はおそらく,高校生活をいかにオシャレに可愛く過ごすかということは,私にとってさして重要ではなかったからだと思う。対してターゲットを20代前半に置く『JJ』や『CanCam』は,田舎者の女子高生の私に華やかな女子大生の生活を垣間見せてくれるものだった。そしてその頃活躍していたのが,徳澤や神戸の世代のモデルたちだったのだ。特に,私は徳澤が大好きだった。これといって理由はない。好きなタイプの顔なのだ。

おそらくこうした理由から,彼女らの吉報は私にとって,まるで友人たちのそれのように聞こえるのだ。友人が酷い夫と離婚した末に幸せな再婚をしたとか,不妊治療を受けていた友人が念願かなって身ごもったとか,そんな風に。無論これは私から彼女らへの一方的な親近感であって,彼女らは私に対してカケラもそんな風に思っていないのは明白なのだが。

と,私と同じような感慨に浸ったアラサー女性のみなさまは挙手をしていただきたい。