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春色が似合わない

例年のごとく,Facebookでは知らない人の入学やら卒業やら配置換えやら転職やらの報告が相次いだかと思いきや,*1続いてどいつもこいつも桜の写真ばかり投稿しやがるフェーズも過ぎ,すっかり春本番となったらしい今日この頃であるが,こちらは若干暖かくなったといえまだまだ肌寒い日々である。ただ,日の長さはずいぶん長くなった。気温が年間通してそんなに大きく変わるわけではないこちらでは,日の長さこそが季節感をもたらす。

さて,基本的にはそんな感じで特に何も変わっていないのだが,まだヒートテックなど着たうえで冬服をまとっているにも関わらず,ちょっとくらいメイクを春っぽくしてみようかなどと思い始めるものだ。気温は変わらなくても春や夏は楽しみたいというのはこちらの人々も同じであるようで,急に半袖やらノースリーブやら着始める。そんな暑くないだろう。

しかしひとつ大問題がある。私はいわゆる「春色」と呼ばれるような,パステルカラーが致命的に似合わないのだ。服はまだいい。問題はメイクやネイルである。特にアイメイク。ただ,同じ悩みを抱える日本人女性は割と多いのではないだろうか。パステルカラーのアイシャドウパレットは,店頭ではそれはそれは美しく見える。しかしその美しさに目がくらみ,喜び勇んで買って帰ると,まぶたに載せた瞬間から,その美しいパステルカラーはただでさえ扁平な我々アジア人女性の顔をより扁平に彩る。色を載せるさじ加減も難しいので,載せすぎるとすぐにものもらい罹患中か,もしくはDV被害に遭っているような顔になってしまう。

救いがあるとしたら,ここ数年は春に日本にいたことがないので,「思わずパステルカラーのアイシャドウを買ってしまう」ような凡ミスを犯していないことだ(私は基本的に日本にいる時しか化粧品を買っていない)。しかしながら,それも今年で終わりである。来年の春にはきっと日本にいるし,春になると色めきたって買い物に行くし(いや,それは年中なのだが),そして春になると,見た目の美しさに惑わされてパステルカラーのアイシャドウを買ってしまう。そして意気揚々と帰宅し,ドキドキしながらまぶたに載せて,絶望する。もう,ここまでを1セットとして,春の風物詩とでも考えた方がいいのかもしれない。

*1:あの「○○さんがいいね!しました」だの「○○さんがコメントしました」だのまで表示してくる機能,いい加減どうにかならないですかね。