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いよいよ

延び延びになっていた面談がようやく行われた。

もうこの時期になると,具体的なスケジュールを詰めることが主な議題になってくる。序論と結論をいつまでに完成させて送れだの,その次にはフルドラフトを仕上げていつまでに提出だのと,いろいろ忙しい。その提出方法も,まずは1人の指導教官にメールで送って,コメントが返ってきたらそれに沿って訂正したものをもう1人の指導教官にハードコピーで提出,と細かい指示も出された。あとは初めて,外部審査員(External examiner)の話も出た。まだ決定ではないが,私が2人候補を出し,指導教官がさらに何人か候補を出した感じで,まあもう少し考えようか,という感じ。

いよいよだなあ,と改めて感じた。いよいよ忙しくなるなあと,いよいよ終わりだなあと,両方の意味で。途端にセンチメンタルになった。面談のあと,院生室に戻って何をするでもなくぼーっと1時間ほど席に座っていて,そのあとゆっくり帰宅した。なんだかふわふわするあまり,まずいと悪名高いラーメンチェーン,wagamamaに寄ってラーメンを食べて帰ろうと思ったのだが,院生室の机に座っていたのが幸いして,ピーク時で満席であった。とりあえず無駄遣いはせずに済んだ。

院生室に座っているときに,指導教官からメールが届いていた。submission review reportというフォームで,提出直前の学生が提出しなければならないものなのだが,そこには指導教官の評価も記入しなければならないのである。その評価を書いてくれたのであった。その最後,

Mai is a talented student, and we have gained much from working with her.

(マイは才能ある学生であり,我々も彼女との作業から多くを得ている)

と書いてあり,いよいよこの人は私を泣かせようとしているのだと思った。評価書なんて適当に,事実と進捗だけを書いてくれればそれでいいのに。